ジムに通っているのに体重が減らないことに悩んでいませんか？
ここで正しい知識を身に付けておかないと、リバウンドして醜い体になってしまうかもしれませんよ。
こんな疑問を解決します。
・体重が減る＝痩せるではない│実データで証明
・体重を減らすだけの「痩せる」は簡単│方法も解説します
・ジム通いの目的は太りにくい体と習慣をつくること
筆者はジム通い歴9年目。現在は週４日のジム通いを習慣化しています。
体脂肪率２４％→最高９％までのダイエット経験があり、現在は健康のために１２～１５％をキープしていますが、体重はジムに通う前より重くなっていますよ。
そんな背景のわたしが、体重が変わらないからといって嘆く必要はまったく無いということを証明します。
ジム通いで体重が減らないのは普通ですよ│すぐに減るのは体脂肪率です
ジムに通っても体重が減らないのは普通です。
現実は「ジムに通ったらすぐに痩せる」ということは無いんですよね。
痩せるには食事制限がやっぱり一番早くて、ジム通いでできるのは、太らない体質と習慣を作ることだったりします。
事実、ボクは７年もジムに通っていますが、体重が減ったのは最初の1年だけですよ。
ジムに通って減っていくのは体脂肪率です。
むしろ体重は減らないという話は、わりと常識になりつつあるのですが、それでもこんな反論がありそうですね。
・通う回数が少ないのでは？
・運動強度が足りないんじゃないの？
そんな疑問にもお答えしていきます。
そもそも痩せるって何？
よくある会話が「昨日食べすぎて2キロも太っちゃた！」とか「目標は1週間で3キロダイエット！」
ほとんどの場合「痩せる」とか｢太る」は体重の数字で語られます。
でも事実は、痩せる＝体重を減らすではないんですよね。
さらに言うと、日本人は自己肯定率が非常に低いそうですよ。
例えば、他人から見るとぜんぜん太ってないのに、本人はすごく気にしている。
とかですね。なので、
・痩せている人が体重をさらに減らそうとしても最初からかなりハード。
・それなのに、ジムに通ってさらに痩せたい。
・でも、もともと体重が少ないから、体重が減らない。
みたいな話になっていることも多いのではないでしょうか。
体重を減らすだけならジムは必要ないです
体重を減らすだけでいいなら、超イージーです。
人間の体は８０％が水分なので、水を抜けば体重は減らすことができます。
↓ボクサーの減量で良く使われる方法です。
・少し運動しサウナに入る→１～２ｋｇ減らせます
・１日バナナだけ食べる→翌日１～２kg減ります
(バナナはカリウムが豊富で脱水作用があり水が抜けます）
ただし、水分が抜けただけなので、すぐに元に戻ります。
回数が足りないから痩せないというのは間違いで、ジムにたくさん通って痩せた！というのは錯覚です。
ジムの直後は水分が落ちて体重が落ちたように見えるだけですね。
脱水で落とした体重はすぐに戻るので、回数が足りなんだ！ってなりがちです。
脂肪を減らすのはカロリー収支だけ│運動ではない
人間の体の構造上、消費カロリーより少ない摂取カロリーで生活しなければ脂肪が落ちることはありません。
「運動強度が足りないんだ！」という考えは、カロリー計算の基本を無視していますよね。
・脂肪1kg落とすために必要なカロリーは7,200kcal
・ジムで消費できるカロリーは1,000kcalがやっと
運動で消費できるカロリーは相当強度の高い運動を2時間がんばっても1,000kcalがやっとのレベルでして、実際はジムで消費してるカロリーって600kcalぐらいです。
1,000kcalの高強度な運動を１週間継続してやっと体重１Kｇ減るだけ。
なので、これで体重を落としていくのはハードです。
実際にやってみた感想は、結構な確率で貧血気味になり、筋肉も持っていかれます。まともに動けないので日常生活に支障が出るレベルでした。
≫悲報！40代で腹筋をバキバキにした結果│仕事ができない＋モテない
注意点：食べないダイエットはリバウンド確定します
とはいえ、食べなければOK！
とならないところがダイエットの難しいところですよね？
一時的に痩せたとしても、リバウンドしてしまうと、ダイエット前よりも肥満になります。(確実です）
筋肉もごっそり持っていかれるので、基礎代謝が落ちてしまうことが原因です。
若い時ならまだしも中年を超えると、たるんだ醜い体になってしまいますよ。
脇回りとか腹回りがタプタプの人を見かけますが、若いときに間違ったダイエットばかりしてきた人の体形ではないでしょうか。
「間違えた知識でがんばった結果、こうなってしまったんだな」と思うと残念な気持ちになりますね。しっかりとした知識でリバウンドを攻略しましょう。
≫ダイエットでリバウンドしない方法は２つある│適度にサボりましょう
ジムに通うメリット＝太らない体と習慣を作る
じゃあ、ジムに通っても意味がないのでしょうか？と思うかもですが、ジムに通い続けることで確実に効果は出ます。
ジムに通う本当のメリットは２つあります。
・ジムに通うと太りにくいカラダになる
・ジムに通う習慣ができると甘えた分をチャラにできる
ジムに通うメリット①太りにくい体になる
ジム通いを継続すると、徐々に太りにくい体になっていきます。
太りにくい＝基礎代謝が高い
基礎代謝を上げるには＝筋肉量を増やす
まずは3ヶ月、できる範囲でいいので続けていくと確実に体は変わってきますよ。
逆に体重は増えるかもしれませんが、大事なのは体重の数字ではなく見た目です。
≫【実録】40代事務職がジム通い週1回を1年続けた変化を公表します
ジムに通うメリット②甘えた分をチャラにできる
「消費カロリーよりも摂取カロリーを減らす」ためには、食べ過ぎてはいけません。
いけませんけど、わかっていても習慣はなかなか変えられないですよね？
そこでボクは低脂質の食事を基本にしながら、以下のマイルールを作っていました。
・甘いものは氷系のアイスだけは食べられる
・スッパムーチョの梅味はだけは我慢しない
どうしても我慢できないものを１つだけOKにしておくと、意外に我慢できるものですよ！
やっちゃった！時は、いったん「あきらめる」
挽回するために食事を抜いたりすると、トレーニングがうまくいかなくなり、悪いループに入ってしまいます。
ジム通いを習慣化していれば、ジムで動いて消費することで、罪悪感をチャラにできますよね？
ジムの有酸素運動は痩せるためではなく、挽回に活用するのが正解です。
≫ジムで有酸素運動だけしても痩せないよね？│むしろ太る○○な理由
まとめ
ジム通いで減っていくのは体重ではなく体脂肪です。
ジムに通って「正しく」トレーニングすれば確実に身体は変わります。
なので、実はジム通いで痩せる本質って「継続すること」だったりします。
理想の未来を手に入れると、人生が好転します。
継続していれば、ゴールは自然と近づいてきます。
＼今は筋肉も結構つきました!(^^)!／
ボクはジム通いを2年継続したあたりから、人生が好転していきました。
≫ジム通いで孤独体質の僕でも女友達が７人できた実話【事実出会いあり】
≫やや肥満の孤独な40代がジム通い3年続けた成果│写真と実績で証明
すでに始めているあなたは、もうスタートラインに立っています。
ほとんどの人は、ダイエットしたくても行動すらできない人たちばかりですからね。
なので、ジム通いを始めた時点であなたは、もう上位５％に入ってます。
ぜひ継続してゴールまで突き進んでもらいたいです。
では、今回は以上になります。
