ジム通い1か月の効果を知りたいですか?
本記事ではジムの無料相談で「やや肥満」と診断された40歳の中年がジム通いを1か月続けた結果をまとめました。
ジム通いに興味がある人:「ジムに通いたいけど、1か月でどのくらいの効果があるのかな?痩せられるかはモチロン興味があるけど、健康効果も知りたい。ついでにどれくらいの頻度で通えばいいのか?もわかるといいな。
こんな疑問を解決します。
本記事を書いている筆者は40歳からジムに通い始めて筋トレ歴は9年目です。
ジムに通う前は、20年運動をしてなくて、慢性的な頭痛と倦怠感に悩まされていました。
スポーツジムに一か月通っただけで、すべて改善して今は快適です。
雨が降っても頭痛がしない生活は最高に気分がいいです。
今までの悩みは何だったのでしょうね?
40歳ジム通い1ヶ月目の効果まとめ
結論
ジム通い1か月では痩せません。
当たり前すぎですね。
理由は以下のとおり。
・ダイエットの知識がない
・ジムにも慣れてない
・最初の1ヶ月は週1回が精いっぱい
「週に2~3日を1か月続ければ痩せます!」というのはウソですよ。
現実は以下のとおり。
・何をしていいのかわからず、とりあえずトレッドミルで歩く
・スタジオレッスンも入りにくくいので、まずは見学
・体が慣れていないので、週1回でも疲れ果てる
運動を20年もしていなかったら、ほとんどの人がこうなります。
なので、体脂肪率30%を超えた中年が病気になりたくなかったら、課金してても痩せるべきかと。
≫体脂肪率30%超え40代におすすめ│除脂肪ボディメイクの完全講義
【悲報】ジムに通っても痩せません
体重は1か月で2キロ減ればいいほうでして、それ以上は水分が減っただけです。
体重を1キロ減らすために必要なカロリーは8,000キロカロリーです。
一方、ジムに通って消費できるカロリーはせいぜい1日600キロカロリー。
30日通っても18,000キロカロリーなので、2~3キロが限界です。
上記は何年ジムに通っても同じでして「ジムに通ったら痩せる!」というのは幻想です。
正しくは「ジムに通うと痩せやすい体になる」ですね。
ジムに5年間通ったボクの体重推移は以下のとおり。
体重は変化しません。減るのは体脂肪です。
ジムに通っても痩せない…と落ち込んでいるほとんどの人がこの事実に気が付いていません。
このあたりは「ジム通いで体重が減らないのは普通ですよ│すぐに減るのは体脂肪率です」の記事で詳しく解説しています。
有酸素運動では痩せません
ジム初心者はダイエットの知識もないので、とりあえず有酸素運動をしがちですよね?
でも、有酸素運動では根本的に痩せないですし、逆に太りやすいカラダを作ってしまいます。
理由は人間の本能がそうなっているからでして、ヒトである以上みんな同じです。
「ジムで有酸素運動だけしても痩せないよね?│むしろ太る4つの理由」の記事を読むと、理解が深まるかと思います。
ジムに1か月通った効果
ここはインボディの結果を見てもらった方が早いですね。
ジム通い1か月後はコチラ
体調の改善効果は劇的です
1か月ジムに通ったぐらいで痩せはしませんがジムに通う効果はあります。
最初から効果を狙っていたわけではないのですが、1か月でもわりと改善されました。
いつの間にか悪いところが治ってたという感じです。
具体的には以下の3つです。
1、慢性的な偏頭痛
2、慢性的な肩こり(猫背)
3、慢性的な倦怠感(ぼんやりした感覚)
本記事では、このあたりを深堀していきますね。
効果1:慢性的な偏頭痛が改善
▼以前のボク
・右側の後頭部から肩にかけて慢性的な違和感
・雨が降る前と雨の日はだいたい頭痛(仕事行きたくない)
・日光に長時間さらされると頭痛(外で遊べない)
・月に1箱以上の頭痛薬を消費(胃が痛い)
▼現在ボクは以下のとおり。
・頭痛が消滅(頭痛で会社を休む人は仮病ではないかと疑うレベル)
以前は、雨が降ると必ず頭痛がしてきてEVEクイックを大量消費していました。
そのほか、快適Z・バファリン・ロキソニン・リングルアイビーなど、少しでも効果があるものを求めて全買いです。
ひどくなると目の上あたりも痛み出して、デスクワークの僕は仕事も超苦痛。
今は、頭痛がなくなったことで人生レベルで環境が改善です。
効果2:慢性的な肩こり(猫背)が改善
▼以前のボク
・パソコン作業の仕事で肩が前に出て常に猫背
・四十肩で右腕が顔から上に上がらない
・呼吸が浅くなんか息苦しい
・週に1回の整骨院に通いマッサージを受ける(時間とお金の浪費)
▼現在のボク
肩甲骨が下がり肩こりが完全に消滅
四十肩が完全に消滅
呼吸も改善し、整骨院通いは不要
猫背気味になるのは、肩が前に出て首が下がっているからですね。
姿勢的にもみすぼらしいですし、元気が無く見えます。
以前の僕はまさにこれでした・・・
今は、筋力もつきましたので、胸を張って堂々とした雰囲気です。
仕事(購買業務での価格交渉)にも良い効果が出ていますよ【絶好調です】
効果3:脳が再起動する
▼以前のボク
・毎日だるい
・若い頃に比べ頭がさえない
・帰宅したらゴロゴロして寝る
▼現在のボク
・毎日朝から無駄に元気
・頭の回転が速くなった(気がする)
・10年間ぐらい思考停止していたことに気がついた(脳が再回転)
ジムに通う前は毎日がだるく、夏バテは毎年の恒例行事でしたが、現在は気力が満ちています。
筋肉痛のだるさもまた心地の良い痛みです(笑)
仕事でも、改善のひらめきとか会議でのとっさの返しで回転が良くなったと思います
一番びっくりしたのは、30歳から40歳の間、完全に思考停止していた事実
自分で考えることを忘れて、やや洗脳気味でした・・・
毎日仕事で疲れて消耗みたいな生活を繰り返していましたが、20代に考えていた人生の展望とか未来への投資とか、前向きな思考が蘇りました。
現在は、高速で脳が再回転している実感があります。
ジムに1か月通うだけでも効果がある理由
健康効果に関しては、結果的にいつの間にか治ってたという感じです。
とはいえ、理由について理解したかったので調べてみました。
ジム通いで健康効果が得られた原因と理由
結論ですが、慢性的な頭痛・肩こり・倦怠感に共通することは運動不足ですね。
「なんだ、普通じゃん」と思うかもですが、実際行き着いた答えです
慢性的な頭痛・肩こり・倦怠感に共通の原因
慢性的な頭痛・肩こり・倦怠感に共通の原因は筋肉の硬直です。
頭痛や肩こり、腰痛なども同じですが、痛い場所=悪い場所ではないことが多いですよ。
このあたりは、この系統の本も読みまくった上で、実際に整骨院の先生にも聞きましたので事実かと思います
【人体力学的原因】
利き腕の疲労をフォローするために上腕から肩に動作が移動る
↓
像帽筋・大円筋に疲労がたまり肩甲骨を正常な位置に維持できなくなる
↓
肩が前に引っ張られる
↓
肩甲挙筋が引っ張られて首の筋肉が硬直 → 肩こり
↓
頚椎動脈を圧迫 → 頭痛
とまあ、これは一例です。
ほかにも
・胃腸の疲れ
・食生活 チョコレート、グルタミン酸、亜硝酸塩(加工肉に多く含まれる)
・メンタルのバランス
など要因はたくさんありましたが、筋トレを継続する習慣により改善されていました。
筋トレというのは筋肉の収縮運動ですから
自動的に血行が改善しコリが無くなっていく→痛みの消滅
という流れです。
筋トレ後のストレッチも効果的ですね。
なお、このあたりの知識は書籍を読みまくったので間違いないはず。中には怪しい根拠の無い本もかなりありましたが、この2冊が手元にあれば役に立ちます
▼痛みの原因がどこの筋肉にあるかを理論的に解説しています。
▼原因の筋肉がわかったら、改善するための方法がわかります。
ジム通いの効果が感じられる頻度はどれぐらい?
結論は、初心者なら週に1回で十分です。
理由は単純に自分がそうだったからですね。
20年も運動していないと正直、週1回でも筋肉痛は仕事に支障が出るレベルです。
なので、週末だけでも十分です。
1か月のジム通いの次の効果が気になる方は、ボクのビフォーアフターを参考にどうぞ。
ジム通い1か月目におすすめの2種目
ジム通い1か月目のおすすめは以下の2種目です。
・ショルダープレス
・スクワット系
ジム初心者は同時に運動不足の人がほとんどですよね。
そんなボクたちにマニアックな種目や、腹筋や二の腕などの小さい筋肉に特化した運動は意味がありません。
ひとつの筋肉に利かせると筋トレを単間接種目といいいますが、効率的に健康効果を得るためには、複数の間接を動かす多間接種目が最適です。
ショルダープレス
ダンベルやバーベルを使って行う種目です。
単純に肩から上に持ち上げるだけですが、持ち上げる動きは日常でほとんど行わないため、最初は、めちゃめちゃきついです。
片手3Kgぐらいからはじめて、徐々に重量を上げましょう。
15~20回を2~3セットやればOKです。
スクワット系
スクワットは初心者のうちは、股間接の前側に詰まった感じがすると思います。
理由は、骨盤を後傾させずに(胸を張った状態)でしゃがむ動きは日常ではほとんど行わないからです。
スクワットには色んなバリエーションがありますが、自身の股関節の硬さによって使い分けるといいですね。
・両足を肩幅で行う「コンベンショナルなスクワット」
・両足を開いて行う「相撲スクワット」
・上下に足を開いて行う「ランジ」
股関節に詰まり感があるうちは筋膜が硬い状態です。
その時はウエイトなしで15~20回を2~3セット行いましょう。
慣れてきたら徐々に5kgぐらいからダンベルやバーベルを持つといいですね
ジム通いで体調がよくなる以上のメリット
ジム・筋トレを続けていると、体調がよくなる以上にメリットがあります。
筋肉の増加やダイエット効果はもちろんのこと
それ以外に僕が感じたメリットは2つです
・薬や整骨院の費用が減る
・会話の幅が広がる(仕事や女性との会話)
薬や整骨院の費用が減る
▼以前のボク
頭痛薬 1,500~3,000円
整骨院週1回 3,000円×4回=12,000円
1ヶ月に15,000円も節約できたので、その分を良質な食材を買うことができてます。
ジムの代金が月4回で5,000円ぐらいなので、ジムはコスパも高いです。
会話の幅が広がる(仕事や女性との会話)
健康の話題は恋愛の話題と同じぐらい、老若男女共通の話題です。
どうしても共通の話題が見つけられない時でも、健康の悩みは誰もが持っているため、相手の悩みを共有することができ、会話が広がります。
なお、ここは余談ですが、ジム通いで確実に女性の特に若い知り合いが増えましたね。
同年代はもちろんのこと、劇的に変わったのは20歳代の女性の知り合いが増えたことですね。
特に若い女性はダイエットに敏感なので、会話も弾みます。
このあたりの体験談は「ジム通いで孤独体質の僕でも女友達が7人増えた話【事実出会いあり】」の記事で書きました。
周りからは「オヤジ狩りされてる」とか「パパ活や」と馬鹿にされたりもしますが、楽しい時間を過ごせるのであれば、多少のプレゼントもしますよね。
まとめ:ジム通い1か月の感想=快適です
今回の記事のポイントをまとめます。
・ジムに1か月通った程度では痩せない
・ジムに1か月通ったら体調に良い効果があった
・ジム・筋トレの頻度は週1回でOK
・ジム通いを始めたら人間関係も改善
・ジムへの課金はコスパ良し
1か月のジム通いでわかったことは上記のとおり。
ジム通いは仕事やプライベートでもメリットが大きいですよ。
年齢とともに若さや筋力は失われていきますし、健康も取り戻せないレベルになったら手遅れです。
せっかくまだまだ動ける年齢なのに、体調や人間関係のせいで楽しいことができないなんて、もったいないですよ。
未来は現在のあなたの行動で選ぶことができますから、ちょっとだけ今、行動してみませんか?
なお、ジム通いの始め方は以下の記事を参考にどうぞ!