資材調達購買の仕事にはどんなスキルが必要で、どんなキャリアプランやキャリアパスがあるか知りたいですか?
・調達・購買職に必要なスキルを知りたい
・できればキャリアプランやキャリアパスについても知りたい
・独立も視野にキャリア形成したいけど一体どうしたらいいのかな?
こんな疑問を解決します。
この記事では資材調達歴25年の購買部長×コンサルでも稼げている筆者が以下のことを特別にまとめました。
・資材調達購買に必要なスキルマップ
・資材調達部員のキャリアプラン
・購買スキルで独立するロードマップ
25年のキャリアからまとめたスキルマップとキャリアプランです。
わたし自身、コンサル収入を足した年収は1,000~1,500万円といったところなので、記事のとおりに実践すれば、そのくらい稼げる根拠になるのかなと。
15年がんばったら年収300万円だった新人時代のざっと5倍になりました\( ‘ω’)/
なお、「MIIDAS(ミイダス)」での市場価値診断の結果は以下のとおりでした。
本記事では未経験者にも分かりやすく解説しつつ、後半はわりとガチな独立コンサル系の内容も書いてますから、上級者も楽しめるはず!(^^)!
購買スキルマップと独立までのキャリアプラン│定年後も安心
購買職のスキルマップをまとめました。
※クリックで拡大します。
以下の5つのカテゴリーに分類し、それぞれの習熟度を5段階としています。
①購買の基礎
②取引先管理
③ものづくり
④海外調達
⑤コスト管理
習熟度と年収
なお、レベル感と年収の推移は以下のとおり。
レベル1で通常業務がこなせて年収400万円ぐらい稼げます。
レベル3まで習得すれば普通に年収800万円ぐらい稼げます。
レベル5まで習得したら年収1000万円稼げます。
上記のレベル感です。
赤枠で囲ったスキルは、特に年収があがり、独立後にも有利なスキルです。
具体的には「外国語」と「プログラミング」ですね。
ここまで習得すると年収数千万クラスを目指せますよ。
なお、購買職員が年収を1,000万円にあげるまでのロードマップは「購買職でも年収1千万円は可能です│僕が給料を3倍にした3つの手順」の記事にまとめています、
実際に年収を5倍にupしたロードマップです。
購買職で稼ぐための基礎スキルと適性
購買職で稼ぐために最低限必要なスキルは下図の4つです。
・戦略調達スキル
・購買先対応スキル
・ヒューマンスキル
・社内対応スキル
資材調達購買で食っていくにはマジにこれだけでOKです。
なお、基礎スキルは以下の記事を読むと習得できます。
≫現役部長が考える購買の仕事に必要な基礎知識は7つだけ【簡単です】
基礎知識を習得すればスキルマップのレベル1は卒業できるから、購買職としては食べていけますよ。
なお、各スキルをキャリアに割り振ると以下の表になります。
キャリア | 必要なスキル |
マックジョブ | ヒューマンスキル・社内対応スキル |
コストエンジニア | 購買先対応スキル・戦略調達スキル |
マックジョブなら年収300~450万円でユルフワに仕事していけます。500万円以上を狙うなら、マックジョブからさらにレベルを上げてコストエンジニアになりましょう。
資材調達・購買職のキャリアプラン【3つある】
資材調達部員のキャリアプランは3パターンです。
プラン①【一般職】発注、倉庫管理のマックジョブ
プラン②【専門職】戦略的調達ができるコストエンジニア
プラン③【転職・起業】年収倍増・コンサル独立
①【一般職】マックジョブのままで達成感に浸る
マックジョブは、誰でもできるルーチン業務です。
マクドナルドの店員さんのようにマニュアル化された仕事ですね。
資材調達購買では「発注」「入庫処理」「検収」といった仕事。
基本的に手順どおりに作業すれば、できてしまうから新人向けの仕事になります
ただしマニュアル化されているとはいえ、作業量が多いからテキパキと作業できる能力が必要です。
マックジョブに向いている人=ほかにやりたいことがある人
発注→納期確認→納品処理→在庫管理→検収といった定型業務が好きな人もいます。
定型業務は仕事のほうからやってくるので楽です。
・常に納期を追いかけて納期どおりにモノが入荷して工場に感謝される事が快感
・会社に行きさえすれば仕事があり給料がもらえる環境が楽
こんな環境が好きならマックジョブにとどまるのもありだと思います。
ただしマックジョブは作業スピードを上げることぐらいしかスキルアップ要素がないから、2年ぐらいで伸び悩みます。
クイックアウトプットが大事なのは、就職するときと経験2年までだから、成果主義の会社だとキツイです。
年功序列で給料が上がっていくような歴史のある製造業の購買職員であれば、マックジョブに振り切るのもアリですね。
余った時間を副業や趣味に充てられるから、安定した収入をもらいつつ何かに挑戦したい方や、子育てをしながら働きたい女性には最適です。
②【専門職】戦略的調達ができるコストエンジニア
主に「コスト交渉」や「原価管理」の仕事です。
「原価計算」「効率化の知識」に加え「現場感覚」も求められます。
現場感覚というのは、関係部門と協力したり調整していく能力のことですね。
専門スキル+幅広い知識が必須です。
なので、どちらかといえばベテラン向けの仕事になります。
コストエンジニアは資材調達購買部門の花形です。
マックジョブの担当→見積もり業務→新規開発などの契約業務→コストエンジニア
上記の流れでキャリアアップしていきます。
あなたの実力が上がるほどに、会社の利益にダイレクトに貢献できる喜びが得られます。
30代の頑張りで将来の年収に差が付きます
30代はマックジョブ担当者を抜けた後の関所が何個もあり挫折も多いですが、キャリアの中で最もがんばるフェーズになります。
30~35歳前後は転職市場での価値と実力のコスパが最大になります。
30歳前後は企業の要求よりも自分の実力が足りなかったとしても転職しやすいです。
まさに30歳前後はベストタイミング。
会社が求める能力とスキルの乖離が起きるから
転職を考えたくなる時期でもあるよね。 https://t.co/kKg3IBmDRf— NimU@購買職25年×週5日ジム通い (@kamokamoman) August 28, 2022
逆に35歳前後は会社の期待と自分の実力のギャップが最大化します。
スキルアップしていない人との他人との差が付きやすいから、スキルがあれば転職市場で高く売り込むこときます。
要求スキルのギャップを図にすると以下のとおり。
このあたりの体験談は以下の記事でも詳しく解説しています。
≫サラリーマンが35歳で一度は仕事を辞めたくなる理由│勉強不足です
コストエンジニアに向いてる人=向上心
コストエンジニアはこんな人が向いています。
・資材調達の仕事が好きでバイヤーとしての仕事を極めたい
・出世や収入アップの意欲がある
新規開発ができるようになると、新しい世界がグッと広がるから、購買の仕事が楽しくなってきますよ。
「楽しいから勉強→さらに面白くなる」というループでスキルアップしていけます。
とはいえ、資材購買調達の仕事は身につけるべき知識の数がホント多いんですよね。
数え上げれば無限にあるかと思うぐらいです。
- 生産管理(ガントチャート)
- 資材管理(品質管理・検査基準から工程能力指数)
- 契約・特許(法務関連)
- 管理会計(工業簿記・予算管理)
- 原価管理
- 設備特機
- 製造工程
- 購入部材
- 語学
- コミニュケーション(交渉術)
- 接客
- などなど
上記のとおりですね。
購買職のキャリアパスについては、以下の記事に優先順位をまとめています。
≫購買歴25年の僕が解説する資材調達部員のキャリアパス│未来は明るい
③【起業】コンサル独立
資材調達のスキルと実績を極めればコンサルで独立できます。
具体的には以下のとおり。
・企業向けに個別に契約するコンサルタント
・企業向けの講師
・国の補助金事業に連係
コンサルティングの需要は多いから十分に独立可能です。
報酬発生の仕組みは以下の2つになりますね。
・企業向けに成果の何%かを報酬とする歩合
・国の未来サポートのような一回いくらという定額の個別契約
最近は特に「国の補助金事業」の需要が増えているので稼ぎやすいです。
その証拠として「JSaaS(ジェイサース)」という会社のHPをご覧ください。
こういった事業が収益化できているから、ここを個人で取っていけばOKですね。
~参考~
わが社にも「補助金申請の代行を300万円の報酬でどうですか?」というオファーがありました。
弊社は、私と定年退職後のベテラン社員を使って安価に作業させているので、社長に却下されてましたが……(笑)
でも逆に言えば、国の補助金を通せるだけのスキルがあれば、定年後でもリストラされないってことですよ。
完全フリーランス的な働き方なので青天井
現実的には月100万円は可能です。実際わたしの周りにもゴロゴロいます。
・1億円のコストダウンをして報酬5%なら1社だけで500万円の報酬
・数社と契約するので、年商数千万円が可能
・国の未来サポートで派遣されると1回3万円ほどの報酬
・合計8回までの支援が受けられるので、1社で24万円の収入です
・事業再構築補助金などの申請代行報酬:目安は10%
・1億円規模なら1件1000万円の報酬
購買キャリアはスキルを積み上げていくと青天井に稼げる専門職でして、ゼネラリストとはハッキリ差別化できる部分ですね。
web経由での受注も簡単
会社業務をそのまま個人でするだけなのでハードルも低いです。
クラウドソーシングのサイトをのぞくとわかりますが、仕事はいくらでも転がっています。
クラウドテック | 定番のクラウドソーシングサイト |
---|---|
ランサーズ | こちらも定番のクラウドソーシング |
サグーワークス | ライティング案件に特化したクラウドソーシング |
※登録は無料です。3分ほどで登録できますよ。
※実際に副業で10万円ほど稼いでいた具体例は以下の記事で紹介しています。
≫初心者OK!40代サラリーマンが月10万円稼いだ副業3選と始め方
上記のとおり、購買スキルは独立しても稼げます。
とはいえ、独立するためにはそれなりに努力と実績が必要ですよね。
独立に必要なスキルを身につける手順
まずは、高速で学習するスキルを習得して、そのあとで勉強を開始するのがオススメです。
勉強のコツは「先に目的を決めて勉強方法を選ぶこと」
具体的には以下の記事をどうぞ。
≫未経験からの資材購買課員の勉強手順【先に目的と到達目標を決める】
あとは、仕事をしながら、独立できるだけの実績を積んでいきましょう。
給料をもらいながら、スキルアップしつつ独立準備という働き方が最適ですね。
たとえば以下の感じです。
・すでにコンサルタントをしている先生の手伝いをする
・副業で個人ブログを立ち上げ、成果をアピールしつつ、個人で受注する
コンサルの先生の手伝いをしてると、本の執筆に関わったりできるので有益です。
過去に、工場の生産革新の本の出版に協力してモデルとして参加しました(三村さん役として😊)
アマゾンで1円から100円で取り引きされていて、少しだけ悲しかったり😢
当時のベストセラー「ザ・ゴール」をパクッ…オマージュした、良い本なんだけどなぁ😁 pic.twitter.com/iiAXbT9aGo
— カモカモさん@未来をえらブログ (@kamokamoman) November 9, 2019
集客スキルも学びましょう
将来独立したいならフリーランス的な集客方法も学んだほうがいいです。
その点、ブログの運営は最適だと思いますよ。
「お問い合わせ」から仕事の依頼が来ることもあり、集客経路は多いほどいいのは間違いありません。
なお、ブログ開設は簡単です。
初心者のわたしでも1時間ほどで解説できましたから、記事を参考にお試しあれ。
ブログを持っているだけでセルフバックの仕組みが使えるようになるから、すぐに5万円ほど稼げて一石二鳥です。
≫【40代初心者向け】簡単な副業ブログの始め方│たったの3手順です
マックジョブとコストエンジニアのどちらがオススメ?
基本的に新入社員はマックジョブから購買職のキャリアがスタートします。
マックジョブをずっと続けていく人=会社に評価されない人材
一方、コストエンジニアに昇格していく人=出世する人材
出世を望むのであれば、コストエンジニアを目指すべきですし、一生平社員でもいいから決められたことだけこなしたい人はマックジョブでいいと思います。
というのも、将来の働き方の希望って人それぞれですので。
なお、基礎知識を習得した後には2つの道が準備されています。
①そのまま平社員として残業代を稼ぎつつ働く道
②業務を効率化して残業をゼロ化→スキルアップ→年収UPしていく道
どちらが幸福かはあなた次第です。
出世するだけのスキルが身についたらサクッと転職するか、独立がおすすめですが、とはいえ、出世しない生き方もハードモードです。
将来AIに奪われる仕事だから、何もスキルを身につけない生き方もリスクが大きすぎますよね。
マックジョブを選ぶのであれば、空いた時間を使って副業や、好きなことでマネタイズをしておけばリスクも最小化できます。
副業で稼ぐ方法については以下の記事にまとめています。
≫体験済│40代サラリーマンが会社にばれないで土日で稼げる副業10選
結論は常にスキルアップ
社会人になると勉強をやめる人が多いですが、そんな人に待っている未来は以下のとおり。
- 出世して会社で消耗する未来
- AIに仕事を奪われる未来
どちらにしても苦労するので、結論は常にスキルアップしましょう。
スキルアップしていけば、未来の選択肢が広がりますし、最低限、残業をゼロ化するだけの効率化さえしておけば時間は作れます。
スキルがあれば、以下の未来も選べるようになりますよ。
- 転職して年収アップする未来
- 独立して起業する未来
なお、購買職が残業をゼロにする効率化のコツは3つあります。
①単純化=デジタル化(DX)
②自動化=システム化
③簡素化=WEB化
上記を実行すると、購買職は残業ゼロの快適な働き方を選べます。
なお、効率化の具体的な手順は以下の記事にまとめています。
よくある質問:購買の仕事に資格や特殊能力は不要
資材調達の転職に資格は必要ですか?という質問をよく受けます。
結論は未経験者にはコスパが悪いのでおすすめしません。
まずは仕事をやってみて「不足しているな」と感じたスキルを身につけていった方が有益です。
ここは体験談になりますが、資格は必要に応じて考えていけば大丈夫。以下の記事で解説したとおりです。
≫メーカー購買・資材調達の転職に資格は不要な理由│理系以外も大丈夫
資格は副業や独立時に有効
資格はサラリーマンとしては不要ですが、個人事業主として稼ぐ場合には有効です。
たとえば以下の資格。
・中小企業診断士→国家資格です。詳しくは「中小企業診断協会」サイトにて
・CPP→日本能率協会の主催する資格制度です。
なお、CPPの合格率は50%だから、実務経験者なら80%は受かります。中小企業診断士よりもハードルは低めです。
でも実際に有効な資格は中小企業診断士のほうですね。
このへんは登録する側や、雇う側の気持ちになると理解できると思います。
・実績がよくわからない敏腕バイヤー
・国家資格をもち、実績もあるバイヤー
どちらを優先的に採用したいかは明らかですよね。
資格は独立前に取得でOK
とはいえ、中小企業診断士の資格は取得に実務経験が必要で、なおかつ有効期限があるのが難点です。
ウィキペディア≫「中小企業診断士更新用件」を参照ください
免許の更新は副業でコンサルでもしていない限り、条件突破のハードルが高いです。
なので、ある程度実務経験を積んで、副業や独立をする前に取得するのがオススメですよ。
なお、中小企業診断士の資格は在職中でも、隙間時間で十分に取得できます。
専門学校に通うのもいいですが、個人的には通学時間がもったいないと思います。
なので、オンライン完結でスマホで隙間時間で学習できる「スタディング」がいいのかなと。ただ、このあたりは好みで選べばOKです。
※無料体験アリ
なお、スタディングは無料体験できます。まずは無料で始めてみて、分かりにくかったら塾に通うのもアリですね。
在職中は「無料なのでとりあえずお試ししてみるか?」ぐらいの感じでいいかと思います。
購買職に必要な能力ってあるの?
最低限必要な能力を2つ選びました。
①80点でクイックアウトプットする能力
②交渉能力
順番に解説します。
80点でクイックアウトプットする能力
購買職の事務作業は誰でもできる仕事なので、大切なスキルは個人のヒューマンスキルです。
ヒューマンスキルを噛み砕いて言うとクイックアウトプットですね。
ちなみにクイックアウトプットの反対が完璧主義です。
クイックアウトプットするためにはパソコンを使えればOKで、エクセル関数が使えれば最高です。
購買職の事務作業に専門スキルは不要ですが、かわりに基本的なビジネススキルで差がついたりします。
たとえば、上司のボクが5分ぐらいで結論を聞きたい場合。
A君:完璧に満足してもらうために細かい資料を1日かけて作る
B君:要点を理解して5行ぐらいで分かりやすい説明メールを返信
事務作業のフェーズで有能なのはB君です。
A君とB君なら、B君を育てていこうかな?と思えますよね。
交渉能力
購買職の本質は買い値を下げて差額の利益分を会社に貢献する仕事です。
ここで必要なスキルは、安く購入できる交渉の能力ですから、購買職でキャリアアップして年収upしたい方は、交渉スキルを極めましょう。
交渉能力というと「ハーバード流交渉術」とかのテクニック的な部分に走りがちですが、本質的には原価の把握だったりします。
理由は適正な原価が把握できないと交渉ができないからです。
なので、交渉能力=原価分析のスキルということもできます。
原価分析のスキルの基礎部分は本で学ぶこともできます。
正直、本を読んだだけでは知識にすぎないですが、とはいえ基礎知識があればスキル化も速いと思います。
ボクは日本工業新聞社の「見える化」のシリーズの書籍で勉強しました。
基礎知識を身につけたら、あとは実務でスキルを習得していくのみですね。
具体的には以下の記事にまとめています。
文系だけど大丈夫?
文系か理系かは関係ないです。
わたしも文系ですし、文系のほうがどちらかというと向いているかな?という感じです。
詳しくは「理系より文系が資材調達の就職に向いている理由│購買部長の結論です」の記事を参考にどうぞ。
40代だけど大丈夫?
40代でノースキルだと正直厳しいです。ゼネラリストとして過ごしてきた方は転職エージェントにとっても、時間を使うメリットのない人材だからです。
これからスキルをつけるなら、以下の資格がオススメです。
・簿記2級.3級
・中小企業診断士
上記の資格は転職で役に立った資格ランキング1位と、AIに奪われない士業ランキング1位の仕事でもあります。
中小企業診断士強いですね。
ただね…
その中小企業がなくなっちゃう可能性よ。なお転職には簿記も強いですよね。 https://t.co/CP87P1ijpK
— NimU@購買職25年×週5日ジム通い (@kamokamoman) August 30, 2022
しかも在職中の隙間時間で取得可能だから、チャレンジする価値はありますよね。
40歳以上で新しい分野への転職に悩んでいて、情報を探しているなら下記のサイトを一度見てみてはいかがでしょうか。
≫Coachee(コーチー)
なかなか相談先が見つからない40歳以上のキャリアに向き合ってくれるから、あなたの救世主になってくれるはずです。
未経験から資材調達・購買職への転職手順
最後に未経験からの転職についても触れておきます。
購買転職は未経験でも可能なので、いきなり転職しても問題なしです。
わたしも営業職から未経験で転職していますし、周りの転職者も未経験組です。
転職の手順は2つあるかなと思います。
①転職サイトに登録して自分で探す
②転職エージェントに登録してオファーを待つ
両方とも登録は無料で、ほんの5分の入力作業で終わります。
メンドイという理由で登録しないのは、あなたの能力を発揮する可能性を狭くするだけなので、もったいないですよ。
「初めてで不安だよ!」ってはボクの体験談をまとめていますから、参考にどうぞ!(^^)!
≫購買系に強い転職サイト・エージェント3選│独立する前提で選ぶべき
まとめ:行動がすべて
最後に少しだけボクの体験談を書かせてください。
ボクは40代も後半ですが、転職でステップアップしながら年収を1500万円まであげてきました。
思えば、20代でいきなり営業から資材調達部に転職したわたしが、次にステップアップしたきっかけも、また転職でした。
・30代のミドル転職で年収650万円を超える
・40代のハイクラス転職で年収1000万円を超える
・45歳で個人で仕事を受注&当ブログを開始
30代の転職が最重要です
30代でのミドル転職は次のステップに進むために最も大切な転職になります。
ここの転職で、スキルアップが狙える転職先を選べると、さらに1000万円超えの年収が狙えるスタートラインに立つことができるからです。
≫30代ミドル資材調達部員におすすめできる転職サイトとエージェント」
ハイクラス転職で一気に年収アップ
ミドル転職で年収650万円以上になると、スカウトサイトに登録できます。
年収を伸ばしたいならスカウト型の転職サイトに職務経歴書を登録しておきましょう。
ハイクラス転職の手順はコチラの記事にまとめましたので参考にどうぞ。
≫年収650万円以上│ハイクラス資材調達部員に最適な転職エージェント
こんな感じに目的を持って行動したおかげで、年収を上げて独立スキルを身に付けることができました。
「ちょっとがんばってみようかな」って思ったときに、ひとつでも行動しておいたおかげで、未来が変わってきた感じです。
冒頭にも書いたとおり、ボクも年収300万円の営業マンから、購買職に転職したおかげで年収1500万円…
30代と40代の少しの行動で未来は5倍の収入になるのだから、驚きです!(^^)!
購買職はマイナーな分、動いたもの勝ちみたいなところもあるので、思い立ったら行動しておくことをおすすめします。
新卒の就職手順
≫【保存版】調達購買職への就職手順│スケジュールごとのポイントまとめ
購買未経験からの転職手順
≫【未経験者向け】購買転職手順の完全講義│現役部長が求人の見方を解説
キャリアに不安がある方でも問題なしです
≫【解決策あり】30代でも購買転職の書類選考に受からない3つの理由
なお、すぐに購買職に応募したい方は以下の転職サービスが最適です。
転職サイト
リクナビNEXT
MIIDAS(ミイダス)│あなたの適正年収とスキルレベルを知る事ができます
転職エージェント
マイナビエージェント|定番です。案件も多いから登録して損はしないはずです。
JACリクルートメント│薦めたい転職エージェントNo.1。業界トップの実力と実績があり安心です。
doda│業界歴が長く、信頼できる転職サービス。地方案件にも強いですね。