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45歳リストラ時代に中堅サラリーマンが行動しておくべき3つのこと

あなたは「絶対にリストラされない」と言い切れるでしょうか?

もし言い切れないのであれば、何もしないで過ごしていると5年後には路頭に迷うことになるかもしれませんよ。

事実、筆者の周りではすでにリストラは始まっています。

実際に、わたしは資材購買の仕事をしていて、約100社の企業と取引を通じて交流がありますが、課長クラスより上の世代、支店長クラスにいたるまで、2020年にいなくなってしまった知り合いが10数名おられます。

はっきりいいますが、早期退職は悲惨です。

とある商社の支店長の方は、60歳を機に突然解雇を言い渡されました。

翌年の税金は前年の収入で決まりますから、解雇後にも同じ年収を維持しなければ生活ができませんが、もともとの不景気に加えてコロナ禍での企業業績の落ち込みもあいまって、45歳以上では書類審査で落ちて面接さえ受けられないそうです。

 

また、ある担当課長職の方は、突然の異動、単身赴任で未経験の部署に配属。

その年から完全成果主義に会社の仕組みが変化し、いきなり数字を残せといわれても難しい状況で、成績不振を理由に解雇されてしまいます。

解雇後は多額の引越し費用も自分で捻出しなければならず、家族の元に戻っても以前のような仕事は見つからず、家で過ごしているうちにうつ病にかかってしまいました。

わたしは、現役時代にお世話になった方たちのそんな姿を見るにつれ、当時の輝きや人柄や本当の実力を知っているだけに、とても悲しい気持ちになります。

今回の記事では、

・早期退職となってしまった方に足りなかったこと

・いったいどこで間違えたのか

・なぜ再就職できないのか

といった問題を具体的に解決します。

45歳リストラ時代に中堅サラリーマンが行動しておくべき3つのこと

45歳リストラ時代に中堅サラリーマンが行動しておくべき3つのこと

わたしが思う「今困っている先輩方に共通して足りなかったこと」は3つあります。

1、自分だけは大丈夫と思わない

2、自分の強みと弱みを客観的に見つめなおす

3、変化に対応できるように準備しておく

この3つを意識していればこんな事にならなかったのに、、、

そう思いますが、コトが起こった今となっては残念ながら手遅れです。

 

1、自分だけは大丈夫と思わない

「45歳リストラ」はすでに一般化しています。

45歳以上のサラリーマンにとっては、まさに「いつ解雇されてもおかしくない状況」といえるでしょう。

その証拠に2018年以降、水面下では中高年を対象とした希望退職の流れが加速していますよね。

2019年、東京商工リサーチの調査では上場企業の早期・希望退職者の募集が1万人を突破したと発表されました。

2020年も、ニコン・トヨタなど業績好調な企業であっても早期退職の募集が広がっており、この勢いは止まりそうにありません。

 

今回のリストラは黒字であっても断行されている

 

  • 自分の企業の業績は好調だから
  • 自分は管理職だし、成績も悪くないから

 

こんな理由で慢心していると、定年や異動を契機にリストラされる事になります。

株価の勢いがあったので隠れていますが、景気は2018年10月をピークに後退し続けており、いままさに「不景気」に突入しています。

そして2019年には「人生100年時代」と言われ始め、政府によって「70歳までの雇用延長」が主導されるようになりました。

企業にとっては固定費負担を増大させるリスクであり、同時にAI化や5G時代に優秀な若手エンジニアを獲得するための経営資源を圧迫するものでしかないのです。

つまり、

  • これから70歳まで高いお金を払わなければならない40代は負担。
  • それよりも、優秀なITエンジニアの獲得に資金を投下したい。

というのが企業の本音であり、リストラは必然といえるでしょう。

実際、トヨタをはじめ、製造業の大企業であっても、AIやデータ解析、グローバルビジネス、新規事業領域など、若手専門職の中途採用を強化していますよね。

sonyでは新卒に1千万年の報酬を支払うといったニュースも世間を騒がせたと思います。

 

希望退職者の募集の段階では「私は定年まで辞めるつもりはない」と言うことができても、企業が本気になれば、40代の中間層が一番のリストラの標的になってしまいます。

つまり、40代というだけで誰にでもリストラの可能性があります。

「自分は大丈夫!」と余裕を出している場合ではないのです。

2、自分の強みと弱みを客観的に見つめなおす

良くも悪くも「右に倣え」の日本では、リストラの流れは一気に、しかも加速度的に起こる事が普通です。

そのときには市場価値が低下し、転職先が見つかりにくくなっているでしょう。

とはいえ、今すぐに転職活動をはじめることなんてできませんよね。

なので「今のうちにできること」だけでもやっておくべきです。

時間が経過するほどに自分の年齢も上がり、年齢的な転職のハードルも高まってしまうため、たとえば、50歳を超えてから「打つ手なし」では遅すぎます。

「今の会社で将来のキャリアに不安がある」と少しでも感じているなら、1分でも1秒でも早く、せめて「対策を検討する」ことは始めておきましょう。

今すぐにできることは、客観的に自分を分析することです。

わたしの場合は、転職するつもりはなくても転職サイトの自己診断をしてみることにしました。

無料でできるので、ちょっとした時間や通勤時間にやっています。

「マイナビ」と「ミイダス」の自己診断が一番使いやすいです。

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ちなみに、”類似ユーザーオファー年収実績 678万円”となっていますが、あくまで平均です。詳細画面では1,000万円オーバーの年収オファーも5件ありました。

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長く会社に固定されていると自分の強みが何なのか?いまいち把握できない状態になりがちです。

客観的に自分を見られるのでとても役に立ちますよ。

 

今の会社である程度の実績と地位ができて仕事にも慣れてくると、若いときのように「変化しよう」という気持ちが失われていきます。

思考も行動習慣も固定してしまうんですよね。

なので、かなり意識しないとこんな状況になってしまっています。

  • 自ら変化するモチベーションが生まれにくい
  • 変化を感じる情報が耳に入ってきても、都合の悪い情報を無意識に遮断
  • 「自分だけは大丈夫」「まだ大丈夫」と問題を先送りしてしまう

 

今リストラされて困っている方々も一様にそうでした。

40代は自分を固定化すること=リスクになっている事に気がつかなければなりません。

そして、まず客観的に自分を知り対策を想像しておく事が必要になります。

3、変化に対応できるように準備しておく

人は過去の成功体験にとらわれやすく、そして過去を美化しがちです。

そして過去から未来を予測するときに、どうしても今までの延長戦上に考えてしまうクセがあります。

「これまで大丈夫だったから、これからも大丈夫なはずだ」

「今の状態が続けば、老後は安泰」

こんな現状維持バイアス=「思い込み」です。

ですがこれって、考え方が固定化されていますよね。

 

固定化は超危険です。

例えば、思考を止めた結果「貧困問題」「環境問題」「レジ袋」「メタボ」など、最近では「コロナ」の問題にいたるまで、データの根拠のない意見を信じてしまっていませんか?

ビルゲイツも読んでいた「ファクトフルネス」という本でもあったように、頭のいい人ほどデータの根拠がないものに騙されやすいという証拠もあります。

固定観念を取り払う方法は、疑問を持って事実をもとに判断しなおすことです。

思考停止に陥る理由は無意識に「思考の枠」ができるからといわれています。

 

無意識の「思考の枠」を取り外せばOKです。

改善策は簡単で「自分の頭で考える」ことです。

知識や経験は年齢を重ねるごとに増えているはずなのに、なぜか自分の視野がどんどん狭くなっている感じがありませんか?

実際には、あなたの頭の中にはこれまでの人生で培った膨大な情報があり、それを活かせばもっと楽に新たなことを考え出すことができるはずなんです。

もし「視野が狭くなっている」と感じるなら、無意識に「思考の枠」に囚われて『考える習慣』を忘れているだけなんですよね。

「自らを固定化すること」は40代サラリーマンにとって最大のリスクです。

 

今できることは、一度ゼロベースで自分の強みを新しく作り直しすことです。

具体的には、自分を分析した上で最も悲観的な未来予測を仮置きし最善を模索してみましょう。

一番の近道は20代の自分を思い出すこと。

「自分の能力の使い道や仕事の主導権を自分が持つ」という感覚を取り戻すことによって、今の仕事がなくてもやっていける道筋が見えてきます。

わたしのは、5年ごとにマインドマップを作ることにしました。

「人生の羅針盤」を見直す作業をすると、大きな目標が描けます。

・5年後にどのように働いていたいか?

・どんな人生を送っていたいか?

すると、そこに近づくために小さくてもいいので行動するべき事がわかります。

例えば、惰性で会社に通っていると感じたわたしは次のように行動を始めました。

購買職のスキルを体系的にまとめて、将来コンサルタントとして独立できるだけの資料なり、スキルなりを貪欲に習得していくぞ!

そのためには体力も必要!ジムに通って体力も取り戻すぞ!

結果、このブログをはじめたり、ジム通いを強化したりしているわけです。

しばらく忘れてましたけど、何か新しく始めるというのは楽しいものですよ。

行動が大事です。ダメならやめればいいだけ

リストラ時代には小さくてもいいので何かを始めておくことが不可欠です。

特に40代の中堅サラリーマンは惰性に陥り思考停止しやすいです。

大きな到達点を遠くにおいておき、はじめることは小さいことからでも構いません。

経験のないことや新しいことをはじめるのには決断が必要ですが、むしろ仕事がある今ならゼロリスクですし、失敗したらやめればいいだけです。

小さな実験と失敗を繰り返すと、これまで見えなかったものが見えてきたり、今後の人生観を考えるいいタイミングにもなります。

副業でもいいし、スキルを高めるでもOKです。

もし、スキルアップや副業の時間がなかったり、自分に合わなければ「転職スキル」を上げることでも十分な変化です。

これからの終身雇用が崩壊した日本では、じつは「転職スキル」こそが「一番稼げるスキル」だったりします。