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IT業界が無理なら購買転職が製造業での新たなチャンス│独立できる

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個人で稼ぎたい人:「将来は個人で稼げるようになりたい。Web系の企業に転職すればプログラミングやwebマーケのスキルで稼げるようになるらしいけど、ぶっちゃけIT系は好きじゃないし・・IT系のスキルがないボクは転職しても無意味なのだろうか?」「エンジニアになってはみたものの。ブラック労働じゃん!このまま続けても個人で稼げるとは思えないし、さっさと違う職種に行こうかな…」

こんな疑問に答えます。

本記事の内容

・IT・WEBが苦手なら調達・購買転職をオススメする5つの理由

・調達・購買転職した後の具体的なキャリアプラン

・個人で稼ぐ時代には専門職の購買がオススメです

この記事を書いているわたしは、製造業の購買職でキャリア20年の管理職です。

3度の転職でスキルアップしつつ、本業と副業での年収が1000万円オーバーまで育ちました。

本記事の信頼性として、資材部長としてのわたしの市場価値です。

自分の市場価値がわかるMIIDAS(ミイダス)で測定した結果。

MIDAS市場価値レポート

262社からのオファーと最高年収は1100万円でした。平均の提案年収は678万円ほど。

現在は購買スキルを生かして企業コンサルの副業もこなしています。

そんな背景のわたしが、IT系のスキルがなくて絶望中の文系サラリーマンでも個人で稼げるようになるキャリアプランを紹介します。

IT業界・WEBが無理なら購買職もおすすめですよ【独立できる】

個人で稼ぎたい人向け│WEB・ITが苦手なら購買がおすすめな理由

ITやWeb系が苦手なら調達・購買転職をオススメする5つの理由は次のとおり。

理由①:独立しやすい

理由②:副業しやすい

理由③:個人スキルが貯まる

理由④:市場トレンドが分かる

理由⑤:高年収を維持しやすい

順番に解説します。

理由①:独立しやすい

いちばん怖いのは会社を首になることではないですか?

それだとストレスは減らないし、人生の安心感も得られませんよね。

本当の安定とは、会社が潰れても個人で稼げることです。

購買の専門スキルがあれば、会社でやっている業務を個人でも回すことができますからね。

単に会社に貢献する事が目的の人だと独立できないですが、

会社のカンバンを使って個人のノウハウを貯める→将来独立

こんなキャリアプランを意識することが大事でして「将来独立しやすいかどうか?」で仕事を選ぶことは大事ですよ。

ぶっちゃけ今の状況って「会社はアナタを守れません」ですからね。

理由②:副業しやすい

皆さんは知りませんが、わが社の昇給は20年間年齢給分のみです。(3000円程度)

昇給は期待できないので、個人としては副業しないと!ですよね。

わたしは入社時から当たり前のように副業していますけど、真面目に取り組めば副業のほうが会社のボーナスに期待するより稼げます。

リーマンショックで会社が帰休だった年は最高でした。パチンコの収入が会社の収入を超えてましたし、コロナの帰休でも、副業収入が月20万円を越すことも。

購買のスキルがあれば、土日の副業で月10万円は余裕ですし、ライターのスキルでも20万円くらい稼ぐ事ができますよ。

会社に尽くしても給料は上がらないので、ムダに期待するよりも自分から動いたほうが早いですよ。

新しいことを今から始めるのがしんどいなら、仕事でスキルアップしつつ、横展開で副業するのがオススメです。

実際、わたしも副業でコンサル業務を請け負っていますが、知名度は雑魚レベルのわたしでも仕事が取れる状況です。

具体的な受注ソースは以下の通りで、受注単価は3万円~15万円ぐらいですね。

・知り合いからの依頼

・公的支援からの紹介

(「経済産業省:ミラサポ」や「中小企業119」など)

・web経由での受注

 

web経由での受注の補足

仕事を受注するソースは今の世の中、web上で探せばいくらでも見つかります。

定番は以下の4社ですが、それぞれ得意なジャンルが異なるので全部登録しちゃいましょう。

わたしの例で言うと、ランサーズで主にライターの仕事を受注しています。

  • 登録は無料です
  • 3分ほどで登録できます
クラウドテック 定番のクラウドソーシングサイト
ランサーズ こちらも定番のクラウドソーシング
サグーワークス ライティング案件に特化したクラウドソーシング
スキルタウン ゲームのコーチング案件に特化したクラウドソーシン

 

理由③:個人スキルが貯まる

仕事をしつつ個人スキルが職種だと、これからの時代強いです。

よく言われるのは以下の比較ですね。

・レジ打ちが圧倒的にうまい人材

・Web系で圧倒的に仕事ができる人材

悲しい現実です。

圧倒的に後者のほうが市場価値は高いし、個人でも稼ぎやすいですよね。

自社でしか通用しないスキルやノウハウは終身雇用が健在ならOKですが、今は45歳でリストラされる世の中ですからね、、

身につけるべきスキルの本質は、結局のところ「誰に評価されたいか?」だと思います。

・終身雇用で右肩上がりの時代=会社や上司

・リストラ前提の人生100年時代=市場

このあたりの理解が足りないと将来苦労します。

購買の仕事は、やりながら個人スキルが貯まる「専門職」なのでオススメできます。

理由④:市場トレンドが分かる

資材購買に向いている人の適性は「好奇心」なので、周りには新しいもの好きの人が多い印象です。

そんな職場にいると、基本的に新しい情報がドンドン入ってきます。

特に景気動向や市場情報にも敏感な人が多いので、異業種、異業界や人材市場の動向も最先端で捕まえる事ができますね。

最近の例で言えば

・木材価格の上昇

・半導体不足の原因

・ヘルスケア関連への投資の動き

など、世の中のトレンドは普通の人の2ヶ月以上は早く掴めるはずです。

※参考:有能な資材調達部員だけが知っている市場情報の入手先5選とまとめ方

これから伸びる業界・業種もわかるので、転職するにせよ独立するにせよ、チャンスをいち早くつかむ事ができますよね。

理由⑤:高年収を維持しやすい

残念ながら平均年収は会社ではなく、今いる業界で決まってしまいます。

製造業に転職すれば給料が上がる理由は、統計で証明されているからです。

①業界別の平均年収

②職種別の平均年収

これらのデータは国税庁HPや転職サイトでも公開されていますが、それぞれの1位は「製造業」と「専門職」です。

つまり、製造業で購買職はその時点で年収上位。

参考記事:製造業の購買系に転職すると年収が上がります│給料日が4回ある人生

製造業の購買系に 転職すると年収が 上がります
製造業の購買職に転職すると年収が上がります│給料日が4回ある人生 こんな疑問に答えます。 本記事の内容 ・製造業に転職すれば給料が上がる理由 ・製造業で給料の上がりやすい職...

購買職の報酬を高めるスキル

経験やスキルが高い購買担当者はさらに高収入です。大手企業や外資系企業での勤務の場合は、より高い収入水準が期待できるかもしれません。

経験やスキルが高い購買担当者は、より多くのサプライヤーとの取引を行い、より良い条件で購入することができて、企業に貢献するから報酬も高額です。

購買職の報酬を高めるスキルは以下の5つです。

  1. コスト削減能力が高いから
  2. リスク管理能力が高いから
  3. 供給チェーン管理能力が高いから

コスト削減スキル

コスト削減のスキルは、購入価格の交渉や比較、購入量の調整などです。購買担当者は、購入する物品やサービスのコストを最小限に抑えることが求められます。

リスク管理スキル

リスク管理のスキルは、サプライヤーの評判や適正性のチェック、契約条件の見直しなどです。購買担当者は、購入する物品やサービスのリスクを最小限に抑えることが求められます。

供給チェーン管理スキル

供給チェーン管理のスキルは、サプライヤーの選定や管理、輸送や物流などを含みます。購買担当者は、供給チェーン全体を統合的に管理することが求められます。

コミュニケーションスキル

購買担当者は、上司や部下、サプライヤーなど様々なステークホルダーとのコミュニケーションを行うことが求められます。

プロジェクトマネージメントのスキル

購買担当者は、購入プロジェクトを管理することが求められます。プロジェクトマネージメントのスキルは、タイムライン、予算、リソースの配分などを含みます。

IT業界と製造業の違い

僕が製造業がIT業界での挫折から立ち直るための良い選択肢となると考える理由は以下の特徴があるからです。

・安定している

・挑戦できる

・人と関われる

・好奇心が満たされる

・成長できる

製造業は、IT業界とは異なり、物理的な商品を生産するため、市場の需要に応じて生産量を調整することができ、安定したビジネスモデルを持っています。

また、雇用環境もIT業界よりも安定しているから、長期的なキャリアアップに向けて安心して転職を検討することができます。

製造業の購買職は、購入品の見積り、物流管理などIT業界とは異なる仕事内容に挑戦することができるし、IT業界に比べ、より多様な業種があるから、好奇心も満たされます。

仕事面でも購買職は、国内外のサプライヤーとの調整や協力関係を築くなかで、コミュニケーション能力やネゴシエーション能力を高めることもできます。

調達・購買転職した後の具体的なキャリアプラン

調達・購買転職した後の具体的なキャリアプランは以下のとおり。

基本的には将来の独立を視野に動いていきます。

パターン①:スキルアップして年収upの転職

パターン②:人脈を貯めて独立

パターン③:スキルを積み上げて独立

パターン①:スキルアップして年収UPの転職

購買系のスキルは幅広く1点に深い「T字型」が求められますので、独学で学習するのには無理があります。

ならば、自分が学びたいスキルを給料をもらいながら学べたら最高ですよね。

今の会社で学ぶ事がなくなったら、次のスキルを求めて転職しくことで、年収を上げながら自信の能力も上げる事ができちゃいます。

わたしもこのパターンで3度の転職を通じてスキルアップしつつ、今では独立で仕事を取れるまでに成長しました。

購買職はスキルの横展開も簡単!

1社でスキルを学べば、別の製造業へ簡単に転職できます。

転職前から独立を視野に入れておくと、仕事に対するモチベーションも維持できるので、成長速度も違います。

ただぼんやりと、毎日仕事に取り組む人生よりも有益だったかなと思っています。

パターン②:人脈を貯めて独立

取引先や得意先との人脈はもちろんのこと、研修での人脈も独立にあたり有益でした。

成長途中の中小企業や新規参入に取り組む部署で仕事をしていると、研修の機会に恵まれることがあります。

わたしの例では、ある会社で1年間で30回もの外部研修に参加しました。

外部研修に行くと、将来仕事をくれる人や一緒に仕事をするパートナーとの出会いがあります。

・研修の講師

・研修を斡旋している組織の方

・同じ研修に来ている別企業の方

実際の受注例は以下の通り。

・現役の講師のサポート│資料作成・監査アシスタント

・ミラサポplus(中小企業庁)関係者からの紹介

・研修で知り合った社長からのオファー

もちろん、ただ待っているだけではチャンスは広がりませんが、将来の独立を目標にしておくと、自分を売り込むチャンスを逃しませんよね。

パターン③:スキルを積み上げて独立

世の中には様々な業界があり、それぞれの会社に課題があります。

・原価計算をしていない会社

・スクラップに無頓着な会社

・5Sどころか2Sもできていない会社

・高機能な設備を買えばいいと思っている会社

・どんぶり勘定(値決めが勘と経験と度胸)な会社

ひとつの会社に勤めているとわからないかもですが、自分の会社の当たり前が、他の会社では斬新だったりもします。

例えば、材料の購入ロットであったり、梱包資材の設計方法、スクラップの扱いなどです。

・スリット外注先を知らないので、材料LOTで購入し大量の在庫を抱える

・梱包資材の設計がヘタ過ぎて、材料費比率が高すぎ&置き場スペースが異常

・スクラップの交渉や分別をしていないので、高額品が二束三文で売られている

経験を積むことで、自分のスキルや知識が他の会社で必要とされるようになる購買職は独立に有利です。

弁護士や医者のように、特別に勉強しなくても、普段の実務がそのまま自分のスキルとして積みあがっていく購買の仕事はコスパ最高ではないでしょうか。

もちろん資格や免許も必要なしです。

【簡単】需要のあるスキルの見つけ方

どんなスキルが独立に向いているのか?を見分けるのは簡単です。

実際にセミナーが開催されている分野から自分が得意な分野を選べばOKです。

セミナーは自分が受ける、又はwebで調べると概要がわかりますよ。

参考例を挙げておきます。実務経験があれば何とかなりそうなものばかりですよね。

おすすめは「自分ができそうな分野×ニッチ」に絞ることでして、自分だけの独自性を出すことができると強いです。

例えば、現場に強いなら「生産管理×原価改善」とか「在庫管理×VE」、「工事見積もり×見積もり書の見方」、「設備投資計画×補助金の申請代行」など。

中小企業の社長や、人数の限られた購買部の現場が困っていそうなテーマを深彫りしていくといくらでも見つかりますよ^^

このあたりは「ブランディング」ともいいますが、フリーランスは自分自身が「商品」なので「差別化」したほうがニッチなニーズに刺さりやすくなります。

こういった戦略も無名のフリーランスには必要なことですので、暇な時間があるならサクッと勉強しておきましょう!

 

個人で稼ぐ時代

2020年から2021年は在宅ワークや副業がブームになりました。

この流れは政府が2018年に「副業推進」を言い始めた事がキッカケなんですが、個人的な感想は「やっとか、、」です。

個人で稼ぐ仕組みはそろっていた

2018年以前からすでに個人が力を持ちやすい時代でした。

・youtubeやTikTokなど動画の普及

・クラウドソーシングサービスの登場

・タイムチケットやメルカリなどのサービスが登場

社会的にも「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」という本が有名になりました。

サラリーマンの副業が解禁されてやっとブーム到来

ブームを後押ししたのは2020年の「副業解禁」の報道でしたよね。

現在では、億を稼ぐインフルエンサーとか個人が溢れていますよね。

例えば「子供がなりたい職業」に「youtuber」が選ばれるなど、20年前に比べ圧倒的に個人が稼ぎやすい時代です。

なお、上記は「【未来予想】副業で稼ぐスキルが無いサラリーマンは生きていけない」の記事でも考察しています。

専門スキルのある中高年の個人も稼ぎやすい時代です

こういった時代の変化の話を聞くと、こんな意見がありそうですが間違いです。

「若い世代だけの話でしょ?」

「中高年は関係ないし、今の会社で定年を待つだけよ」

こういった思考は完全に時代遅れなので、もっと世の中を勉強しましょう。

定番ですが「ライフシフト」とかの本をざっくり読めばOKです。

読書が苦手なら、最近では聞く読書のサービスも有益ですよ。

音声読書がしたいなら業界大手の2社から選んでおけば間違いないです。

音声学習サービス最大手の2社

Audible│Amazonサービスで隙が無い。洋書も充実。月額1650円、月1冊無料。

Audiobook.jp│国内最大手。日本語書籍数NO1。読み放題750円で1万冊読める。

ボクはAudiobook.jpの方が希望に合っていました。

Amazonのサービスが使いたいならAudibleの一拓です。

失敗したくない方は「【音声学習】オーディオブック5社比較した感想│失敗談からおすすめ」の記事を参考にどうぞ。

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転職スキルと副業スキルを伸ばすことで、どんな環境でも「囚われない人生」を選べるようになりますよ。

※囚われない人生は「お金」「仕事」「人間関係」から開放された人生です。

右肩上がりの人生は幻想かも

とはいえ、わたしも40代後半の古い人間なので、ひとつの会社で不安無く過ごせる「右肩上がりの人生」を追い求めたい気持ちもわかります。

副業なんかしなくてもいい人生のほうが王道だと思ってはいますが、でも現実は違います。

文句を言っているだけでは、世界は何も変わりませんよね。

なので、まずは動き出す事が大切でして、副業に抵抗があるなら年収を増やす行動をすればいいだけです。

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まとめ:行動の第一歩は購買への転職がおすすめ

将来「独立して稼ぐ」にしても「個人で稼ぐスキル」を身につけて、プラスで「稼げる仕組み」がわからないと、具体的に何をすればいいか検討もつかないですよね。

その第一歩として、流行はweb系やエンジニア転職ですが、水が合わない人には購買系の仕事がオススメです。

購買の仕事に就いたおかげで、文系で中年のわたしでも個人スキルを伸ばしつつ、独立して稼ぐ事ができるようになっていました。

購買職であれば、プログラミングスクールに課金したり、独学で休日に独学をがんばったりしなくてもOKです。

会社からお金をもらいつつ、自然に稼ぐ力がついていきますので。

というわけで、今回は以上です。

転職は早くても6ヶ月はかかりますので、仕事を辞めてからの行動じゃ遅いですよ。

今すぐに転職しなくても、早め早めに行動しましょう!

とりあえず下記あたりに登録しておいて、メールで提案された求人案件を眺めたり、webで転職コンサルタントに相談してみるのも良いと思います。

未経験からの購買職への転職手順は以下の記事で解説しています。現役の購買部長が具体例で解説しているから失敗ゼロです。

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では本記事は以上です。

製造業の購買職にオススメな転職サービスまとめ

マイナビエージェント|定番です。案件も多いので、登録して損はしないはず。

JACリクルートメント薦めたい転職エージェントNo.1。業界トップの実力と実績があり安心です。

doda│業界歴が長く、信頼できる転職サービス。地方案件にも強いですね。

※マイナビのプロモーションを含みます。

※転職エージェントについての詳細は「購買系に強い転職サイト・転職エージェント3選│独立目的で選ぶべき」の記事をご覧ください。

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