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転職先が決まらない早期退職者がいまやるべきこと【前向きになろう】

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2019年の後半から2020年のはじめ、当時の大企業は、早期退職制度や副業を推進していましたよね。

将来の高額の給与支払い、高齢までの雇用維持に対するコストの負担増を避けるためです。

事実、2019年後半から2020年1月だけでも、大手企業は早期退職者の募集を始めていました。

「働き方改革」の名のもとにね。

▼100名以上のリストラを発表した国内企業

発表年月 企業名 リストラ人数
2019.1 エーザイ 300
2019.2 富士通 2850
2019.3 アルペン 355
2019.3 カシオ計算機 156
2019.4 キリン 296
2019.4 コカ・コーラ 950
2019.5 東芝 823
2019.6 鳥居製薬 281
2019.7 パイオニア 129
2019.8 TATERU 136
2019.8 キョウデン 129
2019.9 ジャパンディスプレイ 1266
2019.10 東芝デバイス&ストレージ 414
2019.10 富士通フロンテック 159
2019.11 サンデン 215
2019.12 日本電波工業 129

※リストラの実施を発表したものの、人数を公表していない企業は除外してます。
※100名以下のリストラは多数(オンキョーやダイドードリンコなど)

・2018年9月 経団連の会長が2021年春以降、新卒一括採用は廃止にすると会見

・2019年4月 ユニクロのファーストリテイリングが初任給を2割引き上げ

・2019年6月 SONYが新卒社員に730万円を支払う給与制度を発表

・2019年9月 トヨタが総合職の採用において中途採用の比率を3-5割に引き上げ
※その後、ホンダ・日産も追随する形で発表し、自動車業界のトレンドに。

こんなマスコミ報道が続けば

この機会に思い切って転職活動をしよう!

有給を消化しつつ転職して4月の新年度は新職場で新生活スタート!

なんて思ったとしても不思議はありません。

じつはボクもそんな一人でして、実際に転職のオファーを受けておりました!

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新しい就職先は航空機関連でした。

コロナ後の航空機業界の様子を考えれば、もし転職を決めていたら、今ごろは無職になっているの可能性が高いです。

ボクのような運のいい場合ですら、ひとつ間違えれば無職の状況ですもんね。

今現在、早期退職や独立の流れに乗って前職を辞めて転職活動中だとしたら、この状況に悩んでいるかもしれません。

・このまま転職先がなかなか決まらなければ再就職が難しくなるのではないか

・自分が転職や独立を決めたときのような後期はこの先来ないのではないだろうか

こんな不安を抱いていたとしても、当然ですよね。

この記事では、コロナ危機直前に転職活動を行っていたボクの経験から、転職先が決まらない早期退職者がいまやるべきことをお伝えしたいと思います。

転職先が決まらない早期退職者がいまやるべきこと【前向きになろう】

転職先が決まらない早期退職者がいまやるべきこと【前向きになろう】

結論は「前向きに行動すること」が一番です。

なぜなら、リーマンショック、ITバブルの崩壊など、東日本大震災など、さまざまな危機を経験してきましたが、どんな悪い状況でも好転しなかったことはないからです。

問題をうまく解決したいなら物事を単純化する事が大事になります。

ボクがあたまを切り替えるためにしていることは2つ。

・自分でコントロールできることとできないことを分ける

・自分でコントロールできることを全力でやっておく

この2つのことを意識するだけで、大体のことは良い方向に持っていけます。

特殊な状況は不利にならない

確かに、離職期間が長いと転職活動において不利になりがちです。

しかし今回のように経済活動が停滞する中では、離職期間が長いことは採用において問題になりません。

ましてや、合同企業説明会が中止になったり、企業の中途採用活動自体が休止されている状況ですから、一定の離職期間が発生してしまうことは避けられません。

環境が悪いのはみんな同じですよね。

今の環境はコントロールできないこと

実際に、ボクが勤めている会社でも転職や派遣の会社と契約しています。

電話やメールによる相談が基本になっているとのことです。

また、公共職業安定所(ハローワーク)にも聞いてみました。

中には、面談どころか一時閉鎖しているハローワークもありました。

つまり、どの組織も転職支援の抑制や停止を強いられています。

厳しい環境であるのは誰も例外がないということ。

こんな状況に加え、企業は業績の悪化や先行きの不透明感を感じています。

なので、新しい人材を採用することを少し控え始めています。

でも、これらは「個人ではコントロールできないこと」です。

気にしたり、心配しても状況は何も変わらないし、仕方がありませんよね。

なので、このタイミングで離職期間が長引くのは仕方がないと割り切ることも大切です。

自分でコントロールできることをやっておこう

こんな状況の中でも自分でできることを少しずつでもやっておく。

そうすると、気持ちが前向きになります。

今できることは以下の4つです。

1、自分の市場価値を把握しておく

2、転職エージェントに登録(相談)しておく

3、履歴書や職務経歴書を書いておく

4、他人の情報は常にチェックしておく

 

危機が終わったあとには、転職活動は「早いもの勝ち」になる傾向が強いです。

今のうちに準備をしているのと、していないのではスタートで差がついてしまいます。

危機が起こるまでは企業も好調で、新しい人材を獲得したいと躍起になっていたのです。

危機があけたら、いち早く採用活動を再開したいと考えているはずです。

1、自分の市場価値を把握しておく

自分の市場価値を知ることは、転職において最重要です。

自分の価値が分からなければ、適正な価値で買っていただくことは不可能ですからね。

ボクも定期的にミイダスを利用して、市場価値を測定しています。

MIIDAS(ミイダス)市場価値診断

おすすめ転職サイト MIDASミイダス

あなたの市場価値(推定年収とオファー企業数)を知ることができます。

実際に僕も試した結果がコチラ

MIDAS市場価値レポートちなみに、”類似ユーザーオファー年収実績 678万円”となっていますが、あくまで平均です。詳細画面では1,000万円オーバーの年収オファーも5件ありました

MIIDAS(ミイダス)では、本当に簡単な5分の入力作業で、市場価値が分かりますので、転職に限らず、企業人なら自分の市場価値を知ることはマストですよ。

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今は、企業はリストラをしたくて仕方がない状況です。

1流企業でも45歳以上リストラを推奨する時代です。

自分の市場価値の把握は必須。

市場価値を定期的に知ることで自分のスキルの物差しができます。

ほんの5分の時間を使って、少しでも自己防衛しておきましょう!

2、転職エージェントに登録(相談)しておく

「リーマンショック」や「コロナ」のような特別な状況に有利な手法があります。

それは、「転職サイト」よりも、「転職エージェント」に登録しておくほうが有利。

「転職エージェント」は、転職を成功させなければ報酬が発生しません。

企業側も、エージェントも、生活がかかっていますから、待っていればいい「転職サイト」よりも、初動が早く熱心です。

転職サイトと転職エージェントの違いがいまいち分からないな?という場合は、過去の記事を参考にしてみてくださいね。

転職で失敗しない人の選び方【転職サイトと転職エージェントの違い】
転職活動前に知るべきこと│転職エージェントと転職サイトの違いは一つ 転職活動が上手くいかなくて消耗していませんか? ・希望条件とは異なる求人ばかり紹介してくる ・連絡をしてもエージ...

 

なお、ボクが実際に使用してオススメの転職エージェントは以下の3社です。

マイナビエージェント|定番。案件が多いから登録して損はしないはずです。

doda│業界歴が長く、信頼できる転職サービス。地方案件にも強いです。

JACリクルートメント薦めたい転職エージェントNo.1。業界トップの実力と実績があり安心です。ボクもここで転職しました

最初はとりあえず3社ほど登録して、転職エージェントの求人を眺めてみればOKです。良さそうな案件は早い者勝ちだから、さっさとポチってエントリーするべきかなと。

3、履歴書や職務経歴書を書いておく

例えば「マイナビジョブ20’s」のサイトには、「履歴書作成ツール」が用意されています。

  • 生年月日や連絡先などを入力すると、履歴書が作成できちゃいます。
  • 忘れがちな入学や卒業年度を自動計算してくれる機能もあります。
まなぶん
まなぶん
ツールを使うと、履歴書や職務経歴書を書くハードルもグッと下がるのでオススメですよ。

作業することで、前に進んでいる気がするので、何もしてない状況よりも不安は減っていきます。

とりあえず、雛形でもいいので書類を作ってみましょう。

そうすると、自分の経歴が再認識でき、ほんとうにあなたにピッタリの企業が見えてきます。

あとはその企業の求人票に合わせて、職務経歴書の内容に付け加えたり、アレンジを加えたりしていけばOK!最高の履歴書や職務経歴書が出来上がっていきますよ。

転職活動をあきらめないことが大事です!

初めての転職活動の場合「書類が書けない!」という理由で転職活動をあきらめてしまうことがありますよね。

まずは作成ツールやテンプレートに手軽に入力して、いったん形にします。

とりあえず、転職活動をやめてしまわない工夫をしていきましょう。

書き方の見本は以下の記事を参考にどうぞ。

採用者が解説!面接までいく人の履歴書と職務経歴、自己PRの書き方

いざ企業にエントリーしたり、エージェントから求人紹介があったときに、まず必要になるのが履歴書や職務経歴書です。

いつでも活動できるように準備しておきましょう。

4、他人の情報は常にチェックしておく

今回のように「自粛」が転職活動のさまたげになる場合には、情報が入ってこないことが不利になります。

そんなときにオススメなのが、SNSやネットです。

情報をとれるようにしておくと、自然に情報が集まってきますから便利ですよ。

企業の情報がうまく集められないときは、下のサービスを利用すると簡単でした。

就活ノート:ほかの人の就活状況を知ることができる

Meets Company:幅広い企業の説明会を案内するサービス

無料で有益ですから登録だけはしておきましょう。

ブランク後の面接は思ったより緊張する【準備すれば問題なし】

面接で緊張してしまう理由のは、そもそも慣れていないことをするからです。

毎日会う親や兄弟と話しても緊張することはないですよね。

久しぶりの面接はどうしても緊張してしまいがちですが、あわてずに対処しましょう。

過去の記事が参考になると思います。

面接まで行ける履歴書と職務経歴書の書き方とポイントをセットで解説
採用者が解説!面接までいく人の履歴書と職務経歴、自己PRの書き方面接まで行ける履歴書と職務経歴書の書き方を知りたくありませんか? この記事では、現役で採用担当もしている筆者が疑問を解決し...

 

今回はあわせて「長期間転職活動ができなかった場合」の対処法を紹介しておきます。

離職期間が長いことを質問されたら、こう答えましょう。

「早期退職制度で3月末に退職しました。退職と並行して転職活動をしていましたが
新型コロナウイルスの影響で人材エージェントとの面談や転職フェアへの参加ができ
ませんでした」

このように正直に伝えれば、面接官もそれ以上問うことはないはずです。

まとめ

今回は、運悪く就職活動や転職活動ができなくなってしまったとき。

とても不安に思うときに、どのような行動をするべきなのか?

について、自分の経験をもとに書いてきました。

結論は「前向きに行動しつづけること」が一番です。

やまない雨がないように、どんな悪い状況でも好転しないことはありませんからね。

・自分でコントロールできることとできないことは気にしない

・自分でコントロールできることを全力でやっておく

厳しい状況が続きますけど、諦めずに行動をやめなければ、きっとうまくいきます。

「今やれることを妥協せずにやる!」

こんなモチベーションの上げかたもときに有効ですよ!

では、本記事は以上です。

↓ボクが悩んだとき位助けられた転職エージェントは以下の3社

マイナビエージェント|定番。案件が多いから登録して損はしないはずです。

doda│業界歴が長く、信頼できる転職サービス。地方案件にも強いです。

JACリクルートメント薦めたい転職エージェントNo.1。業界トップの実力と実績があり安心です。ボクもここで転職しました