ここ数年「副業解禁」「個人で稼ぐ」というキーワードをやたら聞くようになったと思いませんか?
未来予想というとおこがましいですが、事実です。
これからのサラリーマンは個人でも稼げないと生きていけないと確信してます。
理由は後述しますが「ただのブームではない社会の変化」だからです。
変化に柔軟に適応できないサラリーマンは、生き残る事ができないですよね。
あなたがもし将来に不安を感じているなら、今回の記事が役に立つかもしれません。
サラリーマンでも副業はしたほうがいいの?
サラリーマンで副業を禁止されていけどバレない?
サラリーマンが副業をするなら、どんな副業がいいの?
サラリーマンの副業は、どれぐらい稼げるの?
こんな疑問が解決できます。
これまで20年以上、副業を『自分のための本業』、会社を『バイト感覚で利用する』
こんな感覚で働いてきました。
その結果、いまでは「世間より一歩リード」という感じです。
副業で収入があると、周りの人に比べて、格段に平穏に暮らす事ができます。
具体的には、こんなステップで平和を感じてきました。
- 月3万円→お小遣いの心配が無くなる
- 月8万円→固定費以外の給料に手をつけずに貯金できる
- 月15万円以上→サラリーマンのストレスが無くなる
- 月30万円以上→生活のストレスが無くなる
副業で稼ぐ事ができると、生活が楽になる以上の効果があります。
いまよりも、精神的に気楽になることができますよ。
【未来予想】個人で稼ぐスキルがないサラリーマンは生きていけない
未来のサラリーマンは個人で稼ぐスキルがないと、たぶん食べていけません。
今までも、これからも、サラリーマンには以下の宿命があります。
「自分に市場価値がないことに気が付いたときには、もう遅い!」
そんな厳しいサラリーマンが生き残る確率を上げていくには、以下の法則の理解が超重要です。
「生き残る確率=注意する力×気付く力×行動」
もしあなたが、注意できて、気がつける人だとしても、行動がゼロなら生存確率はゼロ。
行動しなければ、注意できず、気がつくこともできない人と同じ。
そういう法則です。
例えば、行動しなかったせいで定年を過ぎたとたんに収入がガクッと落ちてしまうサラリーマンは多いですよね。
そして、その流れはさらに加速していきます。
加速の理由は明らかでして、以下の通り。
1、国が副業を推進してきている
2、サラリーマンの安定はもはや保証されない
順番に補足していきます。
1:国が副業を推進してきている
国が副業を推進してきています。
なので、個人で稼ぐスキルがないサラリーマンは、これから生きていけません。
2018年には以下の流れがありました。
・厚生労働省が「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を作成。
・「モデル就業規則」から、副業禁止の規定が削除されました。
2019年も副業推進の流れは変わりません。
2019/5/23 日本経済新聞 電子版
政府は副業・兼業を推進するための環境整備を積極化させる。企業が副業を認める際にモデルとなる就業規則の普及に取り組むほか、労災保険の拡大など労務管理のルールも見直す。副業を希望する人は年々増えているが、制度の不備などを指摘する声は企業側に多い。企業の懸念を解消するため、政策を総動員する構えだ。
そして2020年は国が完全に副業を『推進』しています。
国が『推進』するからには、裏の事情があります。
労働人口の減少
年金維持問題
終身雇用の崩壊
大きな流れに乗らない人は取り残されそうです。
副業が推進されると起こる未来⇒行動しよう
副業が推進されると、こんな未来が想像できます。
もともと優秀な人材が副業をはじめる
副業で専門スキルを身につける人材が増える
あなたは、いまのままで勝てるでしょうか?
これからの未来を具体的に想像すれば、次にすることは明らかです。
国が副業を推進し、専門スキルを備えた優秀な人材が増えると相対的にあなたの市場価値が下がってしまいます。
つまり、いまのうちにスキルを身につけておくと安心。
そして、今のうちにできることを探しましょう。
例えば以下の通り。
・本業で専門性が得られるなら、本業を100%がんばる
・専門性がなければ、転職もしくは、副業でスキルを身につける
・専門性のある本業も副業も、どちらもがんばる
あなたの未来を想像し行動することで、問題は解決します。
2:サラリーマンの安定はもはや保証されない
個人で稼ぐスキルがないサラリーマンは、これから生きていけません。
なぜなら、終身雇用制度をはじめとする日本的な雇用形態が崩壊を始めているからです。
サラリーマンだからといって、安定が保証されない未来はもう始まっています。
例えば、ボクの時代(20年前)はこんな風潮でした。
・フリーランスは安定しない
・独立のリスク、ストレスがハンパない
・サラリーマンになっておけば安泰
ところが、2008年のリーマンショック以降、どんどん状況は悪化。
・安泰といわれた大手企業がつぎつぎに破綻
・大企業もリストラを実行(松下電工、東芝、NECグループ、シャープなど)
そして2020年は以下の通り。
・トヨタ社長が『終身雇用はもはや維持できない』と発言
・安泰といわれた『メガバンク』でも大規模なリストラ
【未来予想】終身雇用崩壊で起こること⇒行動しよう
終身雇用が崩壊すると、「会社に頼りきっていると不幸になる」という未来が待っています。
『45歳以上』をメインターゲットにリストラ
しかも政府公認で『リストラが奨励』される
このあたりは「好業績の大企業でもリストラが当たり前!対策は2つだけ│即行動しよう」の記事で考察していますが、個人で稼ぐスキルは、かなり必須になっていきます。
副業禁止でも問題ないし、会社にもばれません
『でも会社で副業は禁止なんですよね』といわれる方が多いのも事実です。
そんな方にいつもするのは、『仕事以外の時間のことまで拘束されるのか?』という問いかけです。
わたしは会社で労働組合の委員長もしています。
サラリーマンは、会社との雇用関係によって定められた時間にのみ従事すればよく、業務外の時間は基本的に自由ですよ
現にボクの場合は以下の稼ぎがもともとあったのですが、これって副業なんですかね?
パチプロがサラリーマンになっちゃた
パチプロ時代のライターのお仕事
競馬での稼ぎと予想の販売
趣味のプラモデルを完成品として売却
パーソナルトレーニング指導の報酬
ヤフオクやメルカリでの転売
今では普通に購買コンサルの副業もしているし、本ブログでも収入を得たりしていますが、これって会社に止められるものではないですよね。
『働き方改革』で制度の見直しが加速します。
2019/5/20 日本経済新聞 電子版
厚生労働省は2018年1月、「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を作成した。企業が就業規則の参考とする「モデル就業規則」も見直し、「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」との規定を削除した。人材の流動化が遅れていた日本で多様な働き方を促し、イノベーションを後押しする効果が期待できる。
法律上は副業は禁止されていない
2019/5/20 日本経済新聞 電子版
アンケートは3月末~4月上旬、東証1部企業やサントリーホールディングスなど非上場の大手企業を対象に実施。121社から回答を得た。
副業について「認めており社内で制度化している」と「制度はないが申し出などに応じて認めている」を合わせると、認めている企業は49.6%だった。「認めない方針」は22.3%だった。
副業は禁止ではない、でもひとつだけ例外あり
『副業が、本業の仕事内容に不利益を与えない』こと。
先日参加した「社規作成のセミナー」の資料によると、本業の仕事内容に不利益を与える状況というのは、だいたい以下のようなことです。
本業に支障をきたす
副業と本業の内容が競合になる
副業により本業の会社の信頼を失わせる
会社員としてはあたりまえなので、普通に気をつけていれば大丈夫です。
副業はバレません
経験上、副業はよっぽどのことがない限りバレないし、指摘されたこともないです
副業がバレる可能性があるのは以下2パターンのみ。
社内の同僚のうわさ
住民税の徴収
住民税の徴収で副業がバレてしまう可能性が高いので、稼ぎが増えてきてから対策すればいいだけです。(具体的には、利益ベースで20万円を超えてからでOK)
住民税の徴収の対策はとても簡単です。
副業収入の確定申告のときに、徴収方法を「特別徴収」にするか「普通徴収」にするか、のチェック欄がありますので、普通徴収にチェックをするだけ。
さらに詳しく知りたいという方は「副業禁止はウソ?副業がばれる原因は1つだけ│ばれない方法、実践編」の記事を参考にどうぞ。
サラリーマンに最適な副業とダメな副業
副業には、時間給の「フロー型」と資産になる「ストック型」の2種類があります。
サラリーマンに最適な副業は『ストック型』の副業です
これは自戒をこめた結論です。
先日こんなツイートをしました。
人生は20代で決まるから25歳までに決断しろというのはわりと事実です
20年前自分=パチプロライターを辞めて製造業に就職
弟=パチプロを継続就職ゼロ
同期=速攻でITへ転職3回
20年後
自分=負け組な社畜
弟=貯金1000万越え+フリーランスで快適
同期= ITでスキルアップこれからの時代勝ち組
言いたいのは、サラリーマンが負け組みということではありませんよ。
副業として取り組むなら『個人で稼げるスキルや知識が身につく副業』ということ。
なぜなら、個人で稼ぐスキルを身につけることが、これからの時代に有利だからです。
本業で基本収入が確保されているうえでの副業です。
すぐには成果が出なくても、将来資産になる『ストック型』の副業がオススメです。
参考に、ストック型の副業は以下のものが有名です。
ちなみに株やFXや不動産は副業ではなく投資なのでここでは省きますね。
- せどり
- プログラミング
- webデザイナー
- YouTube・動画編集
- webサイト運営(ブログなど)
ダメな副業は『フロー型』の副業です
逆にサラリーマンにオススメしないのは、『フロー型』の副業です
スキルが身につかず、働く時間が延びるだけで未来の単価もあがらないからです。
ちなみに、簡単にできる!とか、楽して稼げる!系の勧誘には注意ですよ
これは単なる詐欺ですからね
時間を切り売りする副業は以下のような副業ですよね。
- ポイント活動
- データ入力・事務代行
- 単価の安いライター
- 就業後のアルバイト
もちろん副業でお金を稼ぐという意味では間違いではないですよ。
でも、結局自分の時間をお金に変えているだけの状況なので、それなら会社で残業したほうがコスパが高いのでは?と思うんですよ。
このあたりの思考は「サラリーマンの副業アルバイトは時間のムダ!僕が10万円稼げる理由」の記事で解説しています。
将来的にも単価が上がらないことに、自分の時間を使うのはムダです。
スキルの得られる副業をしたほうが、圧倒的に有益です。
ボクもお金を稼ぐだけならパチンコや競馬だけでも十分稼げます。
しかし年をとるにつれて、後悔も焦りもあるんです。
それは、どう考えても未来につながらないから。
だからこそ『ストック型』の副業をオススメとして選びました。
サラリーマンが個人で稼ぐことができるお金はどれぐらい?
サラリーマンが副業で稼ぐことができるお金はどれぐらいなのか?
副業で収入があるとこんな感じになります。
- 月3万円→お小遣いの心配が無くなる
- 月8万円→固定費以外の給料に手をつけずに貯金できる
- 月15万円以上→サラリーマンのストレスが無くなる
- 月30万円以上→生活のストレスが無くなる
そして副業で稼げる目安はこんな感じ
- せどり:3万円~5万円
- WEBライター:5万円~20万円
- プログラミング:30万円~100万円
- webデザイナー:50万円~100万円
- YouTube・動画編集:20万円~100万円
- webサイト運営(ブログ):1万円・10万円・100万円・500万円
人によって目的や環境が違うので正解は無いです、
それぞれの特徴とやり方については「初心者OK!40代におすすめの副業3選と始め方│10万円稼げます」の記事を参考にしてみてください。
サラリーマンが個人で稼ぐスキルを身につける【副業の始め方】
まず、副業は副業という『事業収入』になります。
ここを混ぜて考えるとイロイロ間違えますので、まず区別しておいきます。
給与収入でも投資収入でもなく『事業収入』ですから『フロー型』は除外して考えますよ。
以下の手順で取り組めばokです。
手順1:『ストック型』の副業を選びます
手順2:どんな副業が自分にあっているかは、やってみて決める
手順3:副業の時間を作る
手順4:インプット時間を作る
手順5:ジョブチェンジ(転職、独立)を考える
手順1:サラリーマンの副業は『ストック型』を選ぶ
おさらいですが『ストック型』の副業は以下のようなものですよ
プログラミング:30万円~100万円
webデザイナー:50万円~100万円
YouTube・動画編集:20万円~100万円
webサイト運営(ブログ):1万円・10万円・100万円・500万円
手順2:サラリーマンの副業で成功するコツは『まずやってみる』
副業の目的と適性はひとそれぞれです。
正直な話、何があっているかなんて、やってみないとわからないです。
いろいろやって適性を確認しましょう!
手順3:サラリーマンは定時で帰って副業の時間を作る
サラリーマンで副業の時間を作るのは正直しんどいですよ。
ボクの話になりますが、ジムにも行きたいので定時退社で時間を作っています。
残業で得られる目先のお金は未来につながらないので、副業で自分の可能性を広げて行くしかないです。
就業時間は超効率的に仕事をこなしつつ、定時退社を目指しましょう。
今は気まずくても、これからの企業はそのような働き方に必ずなりますので問題なしです。
手順4:サラリーマンは隙間時間で副業のインプットをする
サラリーマンが副業を事業として行う場合、どうしても『インプット』が必要になります
それはもう、隙間時間でコツコツ勉強するしかないです。
▼隙間時間を活用して学習する▼
ボクの場合は以下のような工夫をしています
- お昼の休憩時間はツイッターでインプット
- お風呂に入る30分間は自分の考えを整理
- 車の移動は音声学習
- ジムでトレーニング中も音声学習
- 家では読書で学習
ちなみに読書はオーディオブックを知ってから、超絶に効率が上がりました。
▼無料期間あり >>オーディオブック
オーディオブック
興味がある方向けに比較記事もつくりました。
≫【音声学習】オーディオブック5社を比較した感想│目的別に選ぶべき
手順5:ジョブチェンジ(転職、独立)を考える
自分次第で『定時に帰れる』会社であれば何とかなりますが、それすらできないのであれば『転職』も選択肢です。
日本の企業風土だと『有給とれない』は当たり前にありますよね?
ぼくの前職も「人が死ぬか自分が病気にならないと」有給取れなかったですからね。
そんなとき、思い切って転職するのは全然アリですよ。
転職エージェントを利用すれば「副業アリの会社」という条件を選択できます。
ボクもこの条件で最初の会社からは速攻で逃げました。
今すぐには転職しなくても、転職エージェントに定期的に話を聞いておくと、イザというときにすぐ行動できるのでおすすめです。
マイナビエージェント|定番です。案件も多いので登録して損はしないはず
JACリクルートメント│業界トップの実力と実績があり安心です。
doda│業界歴が長く信頼できる転職サービス。地方案件にも強いですね。
オファーも自動的に来るし、登録さえしてしまえば何もしないでOKなので楽チンですよ。
これからのサラリーマンは個人でも稼げないと生きていけない
というわけで、今回のポイントです。
- これからはどんどん厳しい競争が始まる
- 副業禁止のサラリーマンでも副業すべき
- 副業禁止に法律的根拠は無いし会社にはバレない
- サラリーマンの副業は『ストック型』を選ぶ
- 自分にあった副業を選ぼう
- 副業の時間を作ろう
- 時間が作れない会社なら転職もあり
副業収入があると毎日がじつに平和です。
例えばボクの場合はこんなステップで平和を感じてきました。
月3万円→お小遣いの心配が無くなる
月8万円→固定費以外の給料に手をつけずに貯金できる
月15万円以上→サラリーマンのストレスが無くなる
月30万円以上→生活のストレスが無くなる
副業を『自分のための本業』ととらえて、会社を『バイト感覚で利用する』ぐらいの発想になると、生活が今までよりもラクになる上に、精神的にもラクになります。
≫サラリーマンがセカンドジョブで月5万円稼げると安心感がハンパない
何が自分にあっているのかなんて、やってみないと分かりません。
本業の収入があるうちに、いろいろ試せる今がチャンスでして、迷ったらボクのおすすめの3つから始めてみてはいかがでしょうか。
≫【副業で月5万円】40代サラリーマンが個人で稼いだ方法は3つある
ちなみに、副業は会社にばれないので大丈夫です。
≫副業禁止はウソ?副業がばれる原因は1つだけ│ばれない方法、実践編
どうしても副業が禁止なら、副業OKの会社に転職もありですし、副業が不要なぐらい給料が高い業種に転職もありです。
副業はどうしても副業なので、本業を将来越える収入が見込めないのであれば、本業収入を上げる選択のほうがマジョリティーかな?とも思います。
≫副業で月3万稼ぐは間違い│給料が上がらない会社を変えればいいだけ
ほとんどの人が行動しないので安心してください。
追い込むように感じるかもですが、ここまで「できない」選択肢を消しても行動できない人のほうが多いですからね。
・行動しないで文句ばかり言って後悔する人生
・行動して何かを変えてみる人生
どちらの未来を選ぶかは、いつでもあなた次第。
わたしはもう40後半ですが、今はNFTとかDefiの領域に挑戦しています。
挑戦する人生は楽しいですよ。
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