自分に向いている仕事を見つける方法を知りたいですか?
「今の仕事が自分に向いているのか?」ふと疑問に感じる経験って誰にでもありますよね?
この記事では、自分に本当に向いているのはどんな仕事なのか?を見つける方法を解説します。
今の仕事が自分に向いているのかわからない、、
仕事の向き不向きは、どうしたらわかるんだろう?
できれば、実際の実務経験を例に聞いてみたいな。
こんな疑問を解決します。
この記事を書いているボクの経歴はプロフィール記事のとおり。
資材購買としてのスキルは、MIIDAS(ミイダス)で1,000万円オーバーの年収オファーが5件でした。
今回は資材歴20年以上の経験から、仕事の向き不向きはどのように判断したらいいのか、資材購買調達の業務を例に解決します。
なお、あなたの適性をAIが判定してくれる「アサイン」のアプリが適性に悩む若手社員に人気ですよね。
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今の仕事が向いてるかって?悩むのはそこじゃない【適職の見つけ方】
向いているか向いていないかは、仕事の内容よりも会社の「フェーズ」によるところが大きいからです。
そもそも、サラリーマンの仕事に向いている人なんて存在しません。
残りの2割の人は、もっと根本的な間違いがある人たちでして、その間違いは「会社のフェーズ」が分かっていないことです。
・今いる会社、または部署のフェーズが下のどこにいるのか?
・そして自分がそのフェーズの仕事に向いているのか、いないのか?
真に悩むべきポイントはココです。仕事内容で向き不向きを悩んでも意味がありません。
なお、資材調達に向いている人は以下のとおりです。
・細かいことにこだわらず、クイックレスポンスが出来る人
・購入品そのものに幅広く興味が持てる人
・不遜にならず謙虚な人
・責任感のある人
こんな答えで解決する悩みなら、この記事の役目はおしまいです。
でも、さらに深い悩みを抱えているなら、もう少し読み続けてもらえると解決のヒントが見つかりますよ。
仕事のフェーズは4つに分けられる。
1、成長のフェーズ
2、守りのフェーズ
3、安定のフェーズ
4、再生のフェーズ
ちょっと抽象的すぎますね。
資材購買調達を例にして順番に解説していきます。
1:成長フェーズの資材購買調達の仕事
企業が成長しているフェーズでの資材調達部には「積極購買」が求められます。
例えばIT業界や電気自動車、スマホ産業、中国企業で求められる役割は以下のもの。
- 新規取引先の拡大
- 新規購入品の採用
- 購入品の開発
・細かい原価の計算や後ろ向きな仕事は重要ではありません。
・自社の拡大に購買部門がボトルネックとならないように奔走します。
・仕事の結果は日々めまぐるしく更新されていきます。
そんな成長フェーズの資材購買調達には以下の人が向いています。
・小さいことにこだわらず次々にアウトプットできる人
・新しいものに積極的にかかわることが出来る人
・コミニュケーション能力が高く開放的な人
・新規市場の知見が高い人
・多角的に判断できる人
こんな人材です。
2:守りのフェーズの資材購買調達の仕事
逆に、成長が終わった産業では「守りの消極的な購買」が求められます。
例えば電機業界や素材産業で求められる役割は以下のもの。
- 取引先の集約
- 購入費の削減
- 製造原価の低減
・守りのフェーズでは余分な購入品は一切認められません。
・市場の拡大が見込めないため、原価低減が最重要課題です。
・仕事の成果は、月単位に更新されます。
・良くなっても評価は小さく、悪くなれば酷評されるでしょう。
守りのフェーズで求められる仕事はコストエンジニアです。
・感情ではなく時に冷静沈着な判断ができる人
・細かく原価分析力ができる人
・取引先との厳しい場面での交渉力がある人
・製造原価改善(IE)や価値分析(VE/VA)の能力がある人
こんな人材です。
3:安定のフェーズの資材調達の仕事
安定のフェーズでは平準化を重視した「安定調達」が求められます。
一番分かりやすいの車業界で求められる役割は以下のもの。
- 安定的な供給の確保
- 継続的な取引先の確保
- 高度な生産性・品質の維持
・いかに変動がなく安定的に調達できるか。
・チームで行動できる人
・多くの情報インプットを消化できる人
・リスクを予測し、事前に手が打てる人
・理論的に考え、取引先の協力が得られる人
・グローバルな活動(言語能力)が出来る人
こんな人材です。
4、再生フェーズの資材購買調達の仕事
再生フェーズではマイナスからの脱却するための改革購買が求められます。
すでに厳しい経営状況からの再生を目指す仕事になるはずです。
すでに赤字転落している会社で求められる役割は以下のもの。
- 事業撤退の判断
- 新規事業の開拓
- 財務分析と上層部への提言
・強靭な精神力を持つ人
・厳しい判断が出来る人
・経営的な判断ができる人
・突き詰めて考えることが出来る人
・物怖じせずに自分の意見を表現できる人
こんな人材です。
結論は仕事が楽しいフェーズを選ぶべき
自分に合ったフェーズの仕事を選ぶと、毎朝仕事に行く前にワクワクできます。
どのフェーズの仕事が向いているかは人それぞれですが、仕事というのは本来、楽しいものですよね。
ボクも最初の仕事はミスの許されない「守りのフェーズ」の仕事でした。
毎朝が憂鬱で、月曜の朝になると、ナゾにお腹が痛くなるほど。
ですが、今の仕事は「攻めのフェーズ」の仕事です。
同じ資材購買調達の仕事でも、ある程度の決定権を持って自由に活動できると
「さあ、今日は何を片付けようか!」なんて、元気よく仕事ができています。
もし毎朝仕事に行くのがつらいと感じているなら、思い切って職場を変えてみると仕事の情熱が復活します。
自分が活躍できるフェーズで仕事ができると、生活全体に彩りが生まれますよ。
本記事で適職の選び方は解説しました。
後は行動するだけですね。
手順①「ミイダス」を使って、自分の市場価値を判断
ミイダスに登録さえしておけば、後はメールを待つだけの簡単な作業です。この機会にサクッと行動しておきましょう。
登録は5分で終わるので、やるべきタイミングは今すぐですよ。
※参考:ボクの結果は以下のとおり。
面接確約オファーが262件。内1,000万円オーバーの年収オファーが5件でした。気になる方はお試しください≫MIIDAS(ミイダス)で適職診断
手順②「アサイン」を使って、適職診断
あなたの適性をAIが判定してくれる「アサイン」は適性に悩む若手社員に人気です。
若手のハイクラス限定ですが、3分ほどで手軽にキャリア診断をすることができます。
普段はハイクラス人材のキャリア形成をサポートしている最高レベルのエージェントからスカウトが届くから、キャリアに悩む若手社員にとって役立つサービスです。
わたしは若手ではないので使用できませんが、アサインの転職エージェントは「ビズリーチ」の転職エージェントが兼任していることも多いです。
ビズリーチはハイクラス転職時によく利用しましたが、長く付き合えるエージェントになりますよ。
まとめ│向いている向いていないを決めるのは仕事ではない
資材調達に限らず、どんな仕事であっても一律に仕事を定義できません。
なぜなら、企業のフェーズによって
- 仕事の内容
- 成果のスピード
- 評価の基準
がそれぞれ異なるからです。
もし今の仕事が向いているのか?悩んでいるなら、悩むポイントを間違えると一生答えが出ないでしょう。
悩むべきは、自分がどのフェーズの仕事に向いているかです。
転職を決めるなら、早いほうがいいです
悲しい事実として、会社は数年では変わりませんから、成長が停滞している会社が「急に事業転換して右肩上がりに移行!」なんてことは少ないです。
入社した会社のフェーズが自分に合っていないと気がついたら、早めに転職を検討したほうがいいですね。
なぜなら、就職では「第二新卒」が「新卒カード」の次に有利な条件だからです。
ボクも中途採用1年目ですぐに転職した結果、給料は少し減りましたが、それ以上のメリットがありました。
何より仕事が楽しいのが一番です。
どうせやるなら楽しい仕事をしたいですよね?
人生の多くの時間を仕事に費やすのであれば、楽しくなければつらいだけです。
正しい手順で活動すれば、きっと自分に合った天職は見つかります。
ボクは毎朝楽しい気分で出勤していますよ♪では!
※無料で利用できる診断ツール