購買キャリアアップの資格

調達購買転職に有利な資格は存在しないけど挑戦する気持ちは大事です

製造業購買への転職を考えている人:「調達購買の転職で有利になる資格は何だろう?将来を見据えて資格勉強をしたいので、おすすめの資格を知りたいな。」

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

・調達購買の転職で有利になる資格など存在しない。

・調達購買へ転職したいなら「資格」よりも「能力」を身につけるべき。

・資格はただの卒業証書にすぎない。何に使いますか?

この記事を書いているわたしは、営業から調達購買職に転職して20年以上キャリアを積み上げてきました。3度の転職でスキルアップしつつ、現在はフリーランスの仕事も請け負っています。

こんな背景のわたしが、”調達購買への転職で有利になる資格”についてお話します。

調達購買転職に有利な資格は存在しないけど挑戦する気持ちは大事です

調達購買転職に有利な資格は存在しないけど 挑戦する気持ちは大事です

結論:調達購買転職で有利になる資格など存在しませんよ。

転職の目的は希望の企業に採用されることです。

でも資格があるからといって採用されることってまずありませんよね。

 

資格というのは卒業証明書に過ぎません。

じゃあ何のために資格があるかというと、がんばった証明書=卒業証書です。

高校や大学の卒業証書が転職に役立つかというと違いますよね。

 

資格ビジネスに騙されるのもよくない

調達購買の資格で有名なのが「中小企業診断士」と「CPP(調達プロフェッショナル認定者)」で、英語系ならTOEICですよね。

ぶっちゃけ国家資格であっても、弁護士や医者といった士業以外の資格は仕事に関係ないです。

まして国家資格でもない資格はただの「検定ビジネス」だったりします。

このあたりに騙されると、資格を摂る事が目的になって本質を見失うので良くないですよ。

 

資格と能力は関係ない

資格を持っていても実務に直結しないですよね。

なので、転職では採用者も以下の基準で評価を決めています。

・学歴よりも職歴

・資格よりも能力

 

学歴や資格はあくまでも、努力の証明です。

採用者に「この人は勉強を努力できる人なんだな!」

こんな印象を持たれることには成功しますが、それだけでおしまい。

正直なところ、資格に時間を使うのは転職においてコスパが超絶に悪いですよ。

転職したいなら「資格」よりも、実務に役立つ「能力」を身につけるべきです。

転職したいなら「資格」よりも「能力」を身につけるべき

資格獲得や卒業というのは、最終的なゴールが決まっているので達成感がありますよね。

なので、がんばれば、がんばっただけ成果が出る世界です。

とはいえ、これは学生時代の話でして、実際の社会に出てしまえば、まったく逆。

実社会は”努力”よりも”成果”が求められる世界ですよね。

 

成果を出すには能力が必要

実際のビジネスで成果を出すにはPDCAサイクルを回せるかどうかにかかっています。

P:計画→D:実行→C:測定→A:改善→またP:計画に戻る

能力がある人は、このサイクルを回しつつスパイラルアップしていく事ができるので成果も出しやすくなります。

調達購買での成果とは?

調達購買での成果とは「利益の最大化」です。

営業なら”売り上げ”、調達購買なら”買いの利益”を最大化することになります。

ちなみに、購買実務において「納期」と「品質」は良くて当たり前です。

当たり前の部分は仕組み化で補えるので、あなたの評価は上がりません。

あなたの能力を最大限PRすべき部分は「コストエンジニアの能力」です。

コストの成果は金額として「見える化」ができますので、誰にでもわかる成果ですよね。

誰にでもわかる成果=転職市場でも評価される能力

営業なら「売り上げ」、工場勤務なら「コスト」の部分での能力upするべきでして、この分野での経験があれば、どの業界にでも転職可能です。

 

手に職が最強です

資格がなくても「見える化できる能力」があれば、転職で有利です。

たとえば、わたしはサラリーマンにまったく向いていない性格ですが、就職、転職で失敗した事がありません。

その理由は簡単で、他の人が持っていない「見える化できる能力」を持っていたからです。

具体的には以下の通り

・原価低減の具体的な成果

・VA/VEの具体的な成果

・海外取引(輸出入)の経験

・ISO・IATF・TS16949での監査経験

・BS(貸借対照表)PL(損益計算書)から原価が算出できる

そのほかには以下の知識がありますが、あまり評価されているとは感じませんでした。

・英語

・韓国語

・簿記3級

・QC検定2級

・大学院入学レベルの経済学の知識

一方で実務に関係ないけど評価された知識は以下の通り。

・ITの知識

・WEBメディア運用の実績

・プログラミングスキル

 

良くある質問:語学よりも大事な知識

「英語は必要ですか?」と質問されますが、あればいいかな?というレベルです。

これからの世の中を考えると、語学よりもIT関連の知識のほうが重要でして、プラスで身につけておいて損はしないです。

具体的な学習方法は「自分でメディア運用」が一番ですね。

まずは自分のブログを立ち上げて始めてみましょう!

プログラミング自体はできなくてもOK

購買業務で必要なプログラミングは、WEB系の言語とは異なります。

・web-EDIを使って受発注を自動化

・webw使って見積もり作業を自動化

・社内の購買システム開発

・社内のBOM(Bill-of-material=部品表)構築

いわゆるバックエンド系のスキルになるので、最近流行りのWEB系のプログラミングスクールでは学べませんので注意です。

とはいえ、自分でプログラムを組む必要はなくて、概要が分かればOK。

プログラムの仕組みがわかれば、開発者とベクトルを合わせられますからね。

なお、TechAcademyなら、無料体験でこのレベルを学べますので、こちらもかなりオススメです。IT系のスキルがあれば、どこにでも転職できるので有益です。

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資格はただの卒業証書にすぎない。何に使いますか?

資格は卒業証書と同じですので、調達購買の転職には役に立ちません。

結論は、資格よりも「見える化できる能力(成果)」を上げるべきでして、成果をあげる能力がある人は、どこにでも転職可能です。

よく資格をとる事が目的になってしまう「資格コレクター」を目にしますが、目的は「希望の会社に転職すること」のはず。

わたしの例で恐縮ですが、新卒時に上司に言われた言葉が本質かと思います。

「大学で学んだことや、大学院の知識は仕事の役に立たないかもしれないけど、結果を出したプロセスは仕事の役に立つよ」

もし本記事を読んで「本質的な部分を見直してから転職活動に挑めたよ!」という方が増えたら嬉しいです。

なお、購買系に強い転職サイト・転職エージェント3選│独立目的で選ぶべきではIT業界へ転職したい方向けのサイトをまとめています。

当たり前ですが、転職するには、転職サイトが必要です。登録がまだの人は、ぜひ登録してみてください。

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