こんな悩みを解決するのが「置き換えダイエット食品」です。
1日3食のうち、1食あるいは2食をダイエット食品に置き換えるだけで、手軽にダイエットができる方法として、人気を集めています。
アサヒ、DHCなどさまざまなメーカーから販売されていますから、どんな基準でどんなものを買えばいいのか?が新たな悩みんでしまいますよね。
ですが「~するだけで痩せる」なんて上手い話はありません。
・置き換えダイエットのウソ
・置き換えダイエットがダメな理由
・正しい置き換えダイエットとは?
・正しい置き換えで安全にダイエットする方法
特に若い人が「置き換えダイエット」をしてしまうことはすごく危険です。
・置き換えダイエットを検討している方
・正しく健康にダイエットしたい方
一生ダイエットを続けることになるか、痩せられない体になって将来の肥満を確定したくなければ、本記事をぜひお読みください。
【悲報】置き換えダイエットはリバウンドします│痩せる選び方も解説
置き換えダイエットとは、1食か2食を何かに置き換えるというもので、食事を見直して、低カロリーの鶏肉を食べたりする「カロリー制限」とは違います。
最重要は「置き換えてどうしたいの?」って部分です。もしダイエットしたいなら、そもそも食べなければいいわけで、なぜ置き換えなければならないのか?冷静に判断しましょう。
結論ですが、あなたは食品メーカーの広告に載せられてお金を払っているだけです。
食品メーカーは売るために、もっともらしい理由をつけているだけで、アナタの体重とか、その後の健康のことなんて何も考えていないですよ。だから危険なんです。
置き換えダイエットがダメな理由
置き換えダイエットが決定的にダメな理由は3つあります。
1、一生続けられない
2、お金がかかりすぎる
3、カラダへのリスクが大きすぎる
1、置き換えダイエットは一生続けられない
置き換えダイエット食品の代表的なものは以下のとおり、非常に高額であることが多いです。
- プロテイン
- 酵素ドリンク
- スムージー
- スープ
- こんにゃく麺
カロリーは50~200kcalぐらいだから、確かに今までの食事(例えば500kcal)を置き換えれば、ダイエット効果があるかもしれません。
ですが、一生この食事をつづけられますか?
もし、もとの食事に戻すなら、その瞬間にリバウンド確定です。
なぜなら人間は元に戻ろうとする機能(ホメオスタシス)を持っているからでして、本能的に持っている部分だから自分ではどうすることもできません。
詳しくは以下の記事にまとめています。
≫ジム通いダイエットでリバウンドしない方法【チートデイを入れよう】
なお、「一生続けるつもりだよ!」という方がおられるかもしれませんがそれは無理です。
そもそも置き換えでダイエットをしようとしているあなたは食べる事が大好きで、運動や食事制限などのメンドウな事がキライな性格だからです。
しかも、それは人間ならごく普通の行動でして、詳しくは以下の記事をどうぞ。
≫女性がジム通いでダイエットできないのは仕方ない【理由あり】
2、置き換えダイエットはお金がかかりすぎる
置き換えダイエット食品は、月に5千円~3万円が通常の食事にプラスしてかかります。
それならライザップなどの短期集中のパーソナルジムに行く方が確実に痩せられます。
とはいえ、運動とかメンドウなことはいやなら、低カロリーの高級な牛の赤身肉を食べたり、馬肉を食べるということでもOKですし、カロリー計算された宅配弁当に切り替えるのもアリですよね。
ダイエットに最適な宅配弁当は以下の記事でまとめています。
≫ボディメイクに最適な宅配弁当のおすすめ5社比較│目的別に選ぶべき
3、置き換えダイエットはカラダへのリスクが大きすぎる
摂取カロリーを極度に減らす「置き換えダイエット」は、筋肉を分解してエネルギーに変えるようになるため太りやすい体になるばかりでなく、他にも体への悪影響があります。
- 生理が止まる
- お肌の劣化
- 脱毛
- 骨粗しょう症
- 摂食障害の誘発
冷静に考えれば考えるほど、何もいいことがないようです。
ウソに騙されないで!正しい置き換えダイエットとは
置き換えダイエットには、間違った方法と正しい方法があります。
間違った方法は「極端にカロリーを制限する置き換え」です。一方で正しい方法は2つあります。
1、今食べている食品を、カロリーの低い商品に置き換える
2、そのときカラダに必要な栄養素を置き換える
次に紹介する方法は、ボクが実行してみて効果があったものですので参考にしてみてくださいね。
1、今食べている食品をカロリーの低い商品に置き換える
購入するときに一番カロリーの低いものを買うように心がけるだけでも効果があります。
やってみると、似たような食品でもカロリーが大きく違う事に気がつくはずです。
ポイントは、より低脂質の食品を選ぶということでして、例えば以下のとおり、無数に置き換えができます。
- カレーライス→キーマカレー
- ブラックチョコ→ミルクチョコ
- アイスクリーム→氷アイス
- ベーコン→ロースハム
- ミートソース→たらこパスタ
- チーズ→カッテージチーズ
- ヨーグルト→ギリシャヨーグルト
- プリン→こんにゃくプリン
- コーラ→ダイエットコーラ
ダイエットにオススメの食品は以下の記事にさらにまとめています。
≫ダイエットに失敗しない痩せる食べ物の選び方│コンビニ食からも厳選
2、カラダに必要な栄養素で置き換える
ダイエット中に無性に何かが食べたくなるのは、体に栄養が足りていないサインです。
もし暴飲暴食をしそうになったら、置き換え食で足りない栄養素を埋めてあげると食欲が抑えられますよ。
体の状態とそのときに必要な食材のまとめは以下のとおり。
症状 | 体の状態 | たべるもの |
揚げ物が食べたい! | カリウム不足 | アボカド、納豆、バナナ、りんご |
しょっぱいものが食べたい! | ミネラル不足 | 魚介類、ナッツ、豆腐、納豆 |
パン(小麦)が食べたい! | たんぱく質不足 | 赤み肉、チーズ、卵、サラダチキン |
甘いものが食べたい! | マグネシウム不足 | サバ、クルミ、きのこ、ひじき |
それでも食べたいなら我慢しなくてok!
ストレスが溜まって切れ食い⇒ダイエット終了!はよくあるパターンです。ダイエットは長期戦ですから、続けることが一番重要です。
とはいえ、ちょっと我慢して、サラダや豆腐など、低カロリー食品のトッピングに食べたい食材を組み合わせて食べてあげると、意外と我慢できるからお試しください。
3食は本来食べ過ぎかも?
そもそもトレーニングも肉体労働もしないような現代人に3食は食べすぎです。
ダイエットの本質は「何を食べるか?」ではなくて「食べない時間をいかに作るか?」なのかなと。
医者でもある青木厚ドクターの著書「空腹こそ最強の薬」によると人類の長い歴史の中でも一日3食の習慣は、日本では江戸時代くらいから始まったとされています。
江戸時代といえば、家電もなく、日常が肉体労働ですから3食きっちり食べてあげる必要がありました。
でも現代人は昔ほど労働はしていませんし、いつでも好きなものが食べられる環境に生きています。つまり食べすぎなので、当然太るよね、、、って話です。
なお、本の中では16時間の空腹時間を作ることで、マクロファージが活性化し、細胞の新陳代謝が促進されるとあります。
細胞の新陳代謝が促進されるということは、新しい細胞に生まれ変わるということですから、内臓疾患、ガンの予防、アンチエイジングなどにも効果があるとされています。
わたしも実践していますが、胃腸や肌の調子は至って順調ですし、おすすめです。
16時間絶食ではなくて、ナッツ類とか、コーヒー、チーズ、ヨーグルト、プロテインなど糖質以外はOKなので、意外と簡単に実践できますよ。
それでも置き換えダイエットで痩せたいあなたへ
「3食抜いてでもやせなければ!」というときでも、3食抜くことは本当に危険なのでやめましょう。
むしろ「高タンパクな食事」に1食だけ置き換えるほうが体へのダメージも少ないし楽に痩せられます。
なぜならダイエットで最も不足しやすいのがタンパク質だからです。
どうしても置き換えダイエットが必要な場合には、他の食材を減らして高タンパク質な食事で置き換えしていくことがポイントです。
例えば、甘いものがやめられないなら、甘いプロテインに変えてみるとかはどうですか?
ミルキー味が激うまなビーレジェンドは女性にも人気のプロテインですよ。
≫初心者におすすめのプロテインはビーレジェンド一択【ミルキー味が激うま】
ダイエットはプロセスを楽しみましょう
置き換えダイエットは「危ないダイエット」です。理由は筋肉を減らして代謝を下げてしまうリスクがあるからです。
・必ずリバウンドする
・生理がとまる
・摂食障害を引き起こす
など、重大な病気につながるリスクさえあります。
現代人はそもそもが食べすぎなので、置き換えをしなくても、カロリーをコントロールすれば、運動も食事制限もすることなくダイエットはできます。
理想のカラダは、自信を与えてくれたり、自分を変えるきっかけにもなるので、ダイエット自体は悪いコトではないですが無理して体を壊したら意味ないですよね?
「自分のカラダを大切にすること」そして「上手にダイエットと付き合ってあげることが最重要です。
結果よりもプロセスを楽しむことができるとダイエットは楽しい趣味にできますよ。
≫サボりつつリバウンドしないダイエット法│あと3キロ!を減らせます
今回は以上です。