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【実話】45歳のリストラは普通です│なぜ?と嘆く前に3つだけ行動

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あなたは「絶対にリストラされない」と言い切れるでしょうか?

もし言い切れないまま、何もしないで過ごしていると、5年後に「なぜ?」となったときには、もう手遅れかもしれませんよ。

40代でノースキルのサラリーマン
40代でノースキルのサラリーマン
好業績の大企業でも45歳でリストラされるのはなんでだろう…自分はノースキルだし将来リストラされそうで不安だなぁ…家のローンも残っているし家族にもお金がかかる時期なのに一体どうしたら…

こんな悩みを解決します。

本記事の内容

【原因】知人3人が管理職なのにリストラされてしまった理由

【対策】45歳リストラ時代に向けて準備する3つのこと

【結論】行動が大事です。ダメならやめればいいだけ

本記事を書いているわたしは47歳。資材購買の仕事をしていて、約100社の企業と取引を通じて交流があります。

事実、わたしの周りではすでにリストラは始まっています。

課長クラスより上の世代、支店長クラスにいたるまで、2020年にいなくなってしまった知り合いが10数名おられます。

本記事では、そんな背景のわたしが以下の問題を具体的に解決します。

・早期退職となってしまった方に足りなかったこと

・いったいどこで間違えたのか

・なぜ?再就職できないのか

はっきりいいますが、早期退職は悲惨です。

とはいえ、今なら対策可能です。

本記事を読むことで、あなたの未来を考えるヒントになるかもしれません。

3分ほどのお時間ですので、ぜひお付き合いくださいませ。

45歳のリストラは普通です│サラリーマンが行動しておく3つのこと

45歳のリストラは普通です│サラリーマンが行動しておく3つのこと

まず前提条件ですが、企業の45歳リストラは普通です。

理由は以下のとおり。

・国家が70歳定年制を推進

・企業は終身雇用を維持できない

・45歳から能力と賃金の差が逆転する

このあたりは「【悲報】リストラは好業績でも実施されるので対策すべき。理由も解説」の記事で解説を加えました。

※2022年3月加筆:2019年に書いたときから、現在ではすでに常識化していますよね。

なので、本記事ではケーススタディで対策を深堀していきます。

知り合いの3名のケースは以下のとおり。

・60歳:商社の支店長

・50歳:商社の課長職

・45歳:地方銀行の係長

NimU
NimU
みんな管理職で、それなりに仕事ができる人でした。

45歳以上のリストラは悲惨です。

わたしは現役時代にお世話になった方たちのそんな姿を見るにつれ、とても悲しい気持ちになります。

NimU
NimU
当時の輝きや人柄や本当の実力を知っているだけに、なおさらです…

60歳:商社の支店長

商社の支店長の方は、60歳を機に突然解雇を言い渡されました。

翌年の税金は前年の収入で決まりますから、解雇後にも同じ年収を維持しなければ生活ができません。

もともとの不景気に加えてコロナ禍での企業業績の落ち込みもあいまって、45歳以上では求人に募集しても書類審査で落ちて面接さえ受けられないようです。

突然の解雇は違法なので、会社と再交渉をしましたが、一度裏切られた会社に奉仕する気にならないとのことで、200万円ほど退職金を上乗せして結局は退社。

現在は運送便の運転手をしています。

現在の本人は楽しそうとはいえ、マンションのローンも残っているので、人生設計がくるってしまったことは事実です。

50歳:商社の課長職

商社でわたしの取引先の担当課長の方は、突然の異動、単身赴任で未経験の部署に配属。

会社が材料部門から撤退したため、専門職としてキャリアを積んでいた彼には働く場所がなくなってしまったんですよね。

さらに、完全成果主義に仕組みが変化し、いきなり数字を残せといわれても難しい状況で、成績不振を理由に解雇されてしまいます。

解雇後は多額の引越し費用も自己負担…家族の元に戻っても以前のような仕事は見つからず、家で過ごしているうちに、うつ病にかかってしまいました。

現在お会いすることはありませんが、現役時代は水泳とか英会話など、いろいろなことに挑戦する前向きで明るい方だっただけに信じられない気持ちです。

45歳:地方銀行の係長

銀行では支店長になれなかった40歳以降は、飼い殺しか出向が普通にあります。

彼の場合は、出向ではなく、取引先の会社に転職を勧められたそうです。

取引先と言っても、従業員20人程度の小さな卸売業者でして、銀行員時代のツテを頼って営業活動をしています。

とはいえ、今までお金を貸していた側から、物を買ってもらう側に立場が変わって果たして仕事ができるのかな?という感じです。

わたしにも、洗浄液の売り込みで2回ほど訪問がありましたが、その後音沙汰がありません。

今は家族のために頑張っていますが、そのうち耐えられなくなるのかな?と感じてしまいます。

45歳リストラ時代に向けて準備する3つのこと

45歳リストラ時代に中堅サラリーマンが行動しておくべき3つのこと

「今困っている先輩方に共通して足りなかったこと」から学べるポイントが3つあります。

① 自分だけは大丈夫と思わない

② 自分の強みと弱みを客観的に見つめなおす

③ 変化に対応できるように準備しておく

この3つを意識していればこんな事にならなかったのに、、、

そう思いますが、コトが起こった今となっては残念ながら手遅れですね。

順番に解説します。

① 自分だけは大丈夫と思わない

冒頭にも書きましたが「45歳リストラ」はすでに一般化しているので、まさに「いつ解雇されてもおかしくない状況」といえるでしょう。

その証拠に2018年以降、中高年を対象とした希望退職の流れが加速していますよね。

2019年、東京商工リサーチの調査では上場企業の早期・希望退職者の募集が1万人を突破したと発表されました。

2020年も、ニコン・トヨタなど業績好調な企業であっても早期退職の募集が広がっており、この勢いは止まりそうにありません。

今のリストラは黒字であっても断行されている

希望退職者の募集の段階では「わたしは定年まで辞めるつもりはない!」と言うことができても、企業が本気になれば40代の中間層が一番のリストラの標的になってしまいます。

つまり、40代というだけで、誰にでもリストラの可能性があります。

NimU
NimU
「自分は大丈夫!」と余裕を出している場合じゃないですよ。

・自分の企業の業績は好調だから

・自分は管理職だし、成績も悪くないから

こんな理由で慢心していると、定年や異動を契機にリストラされます。

というのも、株価の勢いで隠れているだけで、実際の景気は2018年10月をピークに後退し続けています。2019年にはすでに「不景気」に突入。

事実、2019年に発表された政府の方針は以下のとおりです。

「人生100年時代」と言われ始める

「70歳までの雇用延長」が主導される

上記の方針って、企業にとっては固定費負担を増やす「リスク」です。

同時に、AI化や5G時代に向けて、優秀な若手エンジニアを獲得するための経営資源を圧迫する「お荷物」でしかないのです。

つまり、企業の本音はこんなところかと。

「これから70歳まで高いお金を払わなければならない40代は負担だなぁ…それより優秀なITエンジニアの獲得に資金を投下したいのだが…」

トヨタをはじめ、製造業の大企業であっても「AI」「データ解析」「グローバルビジネス」「新規事業領域」など、若手専門職の中途採用を強化しています。

sonyが新卒に1千万年の報酬を支払うといったニュースも世間を騒がせました。

リストラは必然ですね…

② 自分の強みと弱みを客観的に見つめなおす

良くも悪くも「右に倣え」の日本では、リストラの流れは一気に、しかも加速度的に起こるでしょう。

NimU
NimU
その時にはノースキルな人材の市場価値が低下するので、転職先がほぼ無いはずです。

さらに、40代の転職であれば転職期間は1年以上かかることも普通です。

もし「今の会社で将来のキャリアに不安がある」と少しでも感じているなら、1分でも1秒でも早く、対策しておくべきかなと。

とはいえ、今すぐに転職活動を始めることなんて無理ですよね。

なので「今のうちにできること」だけでもやっておくと安心です。

NimU
NimU
ここは悲報ですが、すでに50歳以上の転職先はほぼゼロですよ。50歳を超えてから「打つ手なし」では遅すぎます。

具体的には以下の3手順をしておくと、次の手が打てるのかなと思います。

モチロンわたしも行動済み。

手順① スカウト型の転職エージェントに登録

手順② ミイダス(転職サイト)で市場価値を測定

手順③ グッドポイント診断(転職サイト)で自分の強みを把握

 

手順① スカウト型の転職エージェントに登録

 

スカウト型の転職エージェントと一般の転職エージェントの違いは以下のとおり。

・スカウト型:企業からの依頼でハイクラスの有望な人材をスカウト

・一般:エージェントが登録企業にあなたを紹介してマッチング

あなたに市場価値があれば、40代であろうとスカウト型に登録できます。

つまり、スカウト型のエージェントに登録できないorオファーが来ない時点で、残念ながらあなたの市場価値はゼロです。

NimU
NimU
スカウト型に登録できない場合は、一般エージェントにも断られることが多いです。

なお、有名なスカウト型の転職エージェントを3社紹介します。

NimU
NimU
自己紹介文を送るのがメンドイかもですが、ここで離脱すると、いいオファーがもらえる可能性を捨てることになるのでもったいないですよ。

無料で利用できますので、その点ハードルは低いです。

キャリアカーバー:リクルートが運営のスカウト型

ビズリーチ:スカウト型に特化の転職エージェント

iX転職:パーソルキャリアが運営のスカウト型

わたしは購買職としてビズリーチに登録してオファーをいただきました。

上記の3社以外にもIT業界や外資やコンサルに特化した転職エージェントがあります。幅広く探したい方向けに以下の記事にまとめていますので、ご参考ください。

年収650万円以上のハイクラス転職│最適な転職エージェントの選び方
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年収650万円以上│ハイクラスにおすすめの転職エージェント

手順② ミイダス(転職サイト)で市場価値を測定

おすすめ転職サイト MIDASミイダス

手順①に失敗したときは、転職エージェントの登録は継続しつつ、転職サイトにも登録します。

転職サイトと転職エージェントの違いは以下のとおりです。

転職エージェント:マッチングしそうな求人に応募してくれる

転職サイト:自分で求人を探して応募する

詳しくは「転職活動前に知るべきこと│転職エージェントと転職サイトの違いは一つ」の記事で解説しています。

転職で失敗しない人の選び方【転職サイトと転職エージェントの違い】
転職活動前に知るべきこと│転職エージェントと転職サイトの違いは一つ 転職活動が上手くいかなくて消耗していませんか? ・希望条件とは異なる求人ばかり紹介してくる ・連絡をしてもエージ...

転職サイトの「MIIDAS(ミイダス)」では15分ほどの質問に入力するだけで、あなたの市場価値(年収)とオファーのある会社がわかります。

もちろん、わたしも無料登録しています。

・選考条件に当てはまった企業:969社

・面接確約オファー:262社

・最高年収は1,100万円でした。

MIDAS市場価値レポート

提案年収の平均は678万円ほどでした。

手順③ グッドポイント診断(転職サイト)で自分の強みを把握

リクナビNEXTのグッドポイント診断

手順②まで進んでも、まだいい求人がない場合は長期戦になりますね。

ここで今できることは、客観的に自分を分析すること。

リクルートエージェントのグッドポイント診断では15分ほどのアンケートに入力していくと「あなたの強み」を知る事ができます。

手順は「完全無料の「グッドポイント診断」の使い方│強みを知って年収アップ」で画像付きでわかりやすく解説しています。

完全無料の「グッドポイント診断」で強みが分かれば年収アップは簡単
完全無料の「グッドポイント診断」の使い方│強みを知って年収アップ こんな疑問を解決します。 本記事を書いているボクは、過去3回の転職で年収をアップしてきました。 400万円か...
NimU
NimU
わりとズバッと適性を当ててくるので優秀でした。

実際にわたしも登録しています。

いますぐに転職するつもりがなくても、自分の市場価値や強みを知っておくことは、自分を高く売り込むためにも、絶対に必要だからです。

NimU
NimU
長く会社に固定されていると自分の強みが何なのか?いまいち把握できない状態になりがちですしね。

今の会社で実績と地位ができて、仕事にも慣れてくると、だんだん「変化しよう」という気持ちが失われていきます。

40代サラリーマン
40代サラリーマン
思考も行動習慣も固定してしまうんですよね…

例えば以下の思考に陥りがち。

・自ら変化するモチベーションが生まれにくい

・変化を感じる情報が耳に入ってきても、都合の悪い情報を無意識に遮断

・「自分だけは大丈夫」「まだ大丈夫」と問題を先送りしてしまう

40代は自分を固定化すること=リスクになっていることに気がつかなければダメかなと。

客観的に自分を知り、対策を想像しておくと、いざという時でも慌てなくて済みそうです

③ 変化に対応できるように準備しておく

今できることは「いったんゼロベースから自分の強みを作り直しすこと」かなと。

手順的にはこんな感じでOKです。

手順1:まず自分を分析

手順2:最も悲観的な未来予測を仮置きする

手順3:最善を模索してみる

NimU
NimU
一番の近道は「20代の自分」を思い出すことですよね。

「自分の能力の使い道や仕事の主導権を自分が持つ」

こんな感覚を取り戻すと、今の仕事がなくなっても大丈夫な道筋が見えてきます。

成功体験は捨てましょう

なお、固定化された考え=成功体験は捨てましょう。

40代に限らずですが、人は成功体験にとらわれやすいし過去を美化しがちです。

また未来を予測するとき、どうしても今までの延長戦上に考えてしまうクセがあります。

「これまで大丈夫だったから、これからも大丈夫なはずだ!」

「今の状態が続けば、老後は安泰!」

上記は現状維持バイアス=「思い込み」です。

思い込みを排除する方法

固定観念を取り払う方法は簡単です。

「事実をもとに判断しなおす」

これだけですね。

じつは思考停止に陥る理由って、無意識に「思考の枠」ができるから。といわれています。

例えば「貧困問題」「環境問題」「レジ袋」「メタボ」など、最近では「コロナ」の問題にいたるまで、データの根拠のない意見を、疑問もなく信じてしまっていませんか?

ビルゲイツも読んでいた「ファクトフルネス」という本では、頭のいい人ほどデータの根拠がないものに騙されやすいという証拠もあります。

無意識の「思考の枠」を取り外す方法

改善策は簡単。

「自分の頭で考えること」

これだけです。

あなたの頭の中にはこれまでの人生で培った膨大な情報があります。

なので、本来は新たなことを考え出すことができるはずなんですよね。

つまり『考える習慣』を忘れていませんか?

知識や経験は年齢を重ねるごとに増えているはずなのに、なぜか自分の視野がどんどん狭くなっている…

NimU
NimU
上記の感じがあるなら、無意識に「思考の枠」に囚われています。

「自らを固定化すること」は40代サラリーマンにとって最大のリスクですよ。

行動が大事です。ダメならやめればいいだけ

ということで、結論です。

結局のところ、不安な時ほど小さくていいので、何かを始めておくと未来につながります。

特に40代の中堅サラリーマンは惰性に陥り思考停止しやすいです。

「大きな到達点を遠くにおきつつ、はじめることは小さいことから」

NimU
NimU
まずはこれでOKです!

・転職エージェントに無料登録しておく

・転職サイトで市場価値を測定しておく

・足りないスキルを把握して勉強

・副業を始めてみる

・固定費を見直しておく

・独立を検討

なお、わたしは上記に加え、5年ごとにマインドマップを作ることにしました。

「人生の羅針盤」を見直す作業をすると、大きな目標が描けます。

・5年後にどのように働いていたいか?

・どんな人生を送っていたいか?

すると、そこに近づくために行動するべき事がわかります。

例えば、「惰性で会社に通っているなぁ」と感じたので、次のように決めたんですよね。

購買職のスキルを体系的にまとめてブログを作ろう!

コンサルタントとして独立できるだけの資料をつくっておこう!

そのためには体力も必要!ジムに通って体力も取り戻すぞ!

固定費も高すぎるから5万円削減して投資に回そう!

結果、45歳からの小さな行動が始まりました。

上記のとおり。

たった2年ですが、行動してみると人生は変わります。

NimU
NimU
おかげでボクの「老後2000万円問題」は完全に解決しました。

ブログ収入+副行収入+コンサル副業があるので、明日会社をリストラされても問題なしです

なお、長い間忘れてましたけど、何か新しく始めるというのは楽しいものですよ。

45歳リストラ時代が避けられないなら、チャンスに変えればいいだけですね。

失敗したらやり直せばOKです

新しいことを始めるには勇気がいります。

でも、むしろ仕事がある今ならゼロリスクですし、失敗したらやめればいいだけです。

例えば副業でもいいし、スキルを高めるでもいいですよね。

スキルアップや副業の時間がなかったり「自分に合わないな?」となっても、それも大きな収穫。

小さな実験と失敗を繰り返すメリットは2つありますよね。

・失敗したとしても、これまで見えなかったものが見えてくる

・今後の人生観を考えるいいタイミングにもなる

あなたが今30代なら、45歳に向けて「転職・独立に必要なスキルを磨いておく」という選択が見えるかもしれません。

働き方は終身雇用からスキルに合わせた働き方に変化していきます。

そして、人生100年時代では45歳のリストラは避けられません。

ならば、45歳以降は「セカンドジョブ」として、本来自分のやりたかった仕事に挑戦できるチャンスととらえることもできます。

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大事なこと=行動です。

繰り返しますが、大切なことは「①現状把握→②小さく行動→③ダメなら改善」です。

未来を選ぶ行動は、今少しだけ動いてみること。

なので、もしよかったら1ミリだけ動いてみませんか?

最後に、本記事で紹介したサービスを貼っておきますね。

無料で利用できますので、お気軽にどうぞ。

スカウト型の転職エージェント

キャリアカーバー:リクルートが運営のスカウト型

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