皆さん、肩こりに悩まされていませんか?
もしかして、筋トレすれば肩こりが治ると思っていませんか?
その考えは半分正解、半分間違いです。
なぜなら、ジムに通って筋トレ歴10年の僕でも、ひどい肩こりに悩まされることがあるからです。(もう48歳なので五十肩という疑惑もありますが、、)
肩こりがひどくなると、背中全体と、首筋から側頭部、そして眼球にかけて痛くなって、日常生活がつらいですよね?
でも自己流で筋トレをしたり、ぐりぐりとマッサージをしてしまうと治らないばかりか悪化することもあります。
本記事でお伝えすること
・肩こりに悩んだときの対処法3選
・肩こりのシンプルなメカニズム
・気持ちいいマッサージ法
・たったの5秒で体軸を整えて骨盤の左右差をなくす方法
肩こりは無理に動かすよりも、メカニズムを知って正しく対処をすると解決します。
肩こりない人生は快適そのものですよ。毎日をいい気分で過ごしたい方は是非参考にしてみてください。
筋トレよりおすすめの肩こり解消法3選│ジム通い歴10年の結論です
肩こりの原因をまとめると以下のとおり。
・内蔵の機能低下
・浅い呼吸
・前かがみの姿勢
・筋肉の緊張
・肩甲骨の位置の乱れ
・閉じた胸と巻き肩
・メンタルストレス
筋トレで解決できるのはメンタルストレスぐらいです。
「筋肉の緊張」「肩甲骨の位置の乱れ」「閉じた胸と巻き肩」に関しては筋トレで悪化することさえあります。
つまり、筋トレと肩こりのメカニズムは関連性が低いです。
事実、ジム通いで筋トレ歴10年のボクの結論も以下のとおりです。
・筋トレで肩こりがなくなることは無かった(むしろ悪くなることも)
・肩こりのメカニズムと筋トレは関係ない。
筋トレするよりも次の3つのことをしたら肩こりの悩みから開放されました。
肩こりのない日常は快適でして、なにより今日したい事に前向きに取り組めるのが最高です。
①血管を広げる
②水を飲む
③肩を下げる運動をする
「なんだ!そんなことか」と思うかもですが、本質はいつもシンプルです。
順番に解説していきましょう。
①血管を広げる
肩こりになったときに大事なのは、まずは血管を広げてあげることです。
小さい子供は肩こりしませんよね?単純に肩が凝るのはスマホやパソコンを日常的に使っているからです。
スマホやパソコンを覗き込んでいると、僧帽筋(肩)が収縮してしまいます。
筋肉が収縮して血管が押しつぶされ、疲労物質がたまって外に出ていかないから、肩こりになりやすいのです。
血管を広げると疲労物質も出ていくので、それが”肩こり解消”につながります。
血管を広げるのに効果的な物資はアルギニン、ビタミンE、ビタミンB3です。
💊アミノ酸のアルギニン
💊ビタミンE
💊ビタミンB3(ナイアシン)
この3つをしっかり摂ることで血管が広がり、肩こりと言わず全身の血流が良くなります。
さらに、毎日疲れてると感じている人は、疲れも取れる様になりますよ♪
上記のサプリは、使い慣れたamazonとか楽天でも購入できますが、コスパを求めるならやっぱり「i-Herb(アイハーブ)」での購入がオススメです。
ボクは「NOW-FOODS」が好きなので愛飲しています。
以下のリンクからi-Herbの商品ページがご覧になれます。
※参考にamazonのリンクもどうぞ。
②水を飲む
水分をとることは肩こりにもとても効果的です。
疲労物質が排出されても、他のところに溜まっていては意味がないからです。
特に女性はトイレの回数を少なくするために水分をあまり摂らないので、肩こりしやすく、疲れが抜けにくくなっているかも。
だから、しっかりと水を飲むことは大事です。
水をしっかり飲み、広がった血管に十分血液を満たしてあげることで、疲労物質が外に出ていきやすくなります。
どうしても水分が十分に取れなかったり、水分摂取に抵抗がある方は、漢方薬の葛根湯も有効ですので、お試しください。
葛根湯は風邪のひき始めに効果があるといわれていますが、体内の循環を良くして、老廃物を外に出してくれる働きがあります。
③肩を下げる運動をする
肩こりを解消するためには、肩を下げる運動をするとスッキリします。
なぜなら、肩こりの元は僧坊筋が硬くなって、肩甲骨の動きが悪くなっているからです。
肩が凝ってきたなと思ったら、肩甲骨周りの柔軟性を取り戻すような運動をしてあげましょう。
ダンベルレイズとか、ラットプルダウンのような筋トレは逆に筋肉を収縮させてしまうから肩こり解消になりません。
①手を頭の後ろで組んで胸を張る
②手を後ろで組んで、下に引っ張る
③手のひらを外に向けて、ペンギンのように太ももの側面に打ちつける
この3つの運動のなかで、あなたが気に入った運動を取り入れてみましょう。
簡単にできる運動なので、肩が凝っているなと感じたら少しやってみるだけでOKです。
①手を頭の後ろで組んで胸を張る
胸を張ることで前かがみの体制を矯正できます。
特に筋トレで大胸筋を鍛えている人は胸筋の力で巻き込みやすいから、意識的にストレッチしていきましょう。
②手を後ろで組んで、下に引っ張る
肩こりの解消には肩を下げつつ胸を開く動きが効果的です。
上記の形は肩甲骨が柔らかくて、肩前の筋肉が発達していない人でないとできません。
筋トレしている方は後ろで組んで下に引っ張るだけでもOKです。
③手のひらを外に向けて、ペンギンのように太ももの側面に打ちつける
この運動はペンギン体操とも言われていますが、そのままですね。
親指を外側に開いて上腕をひねりつつ、自分の腰をパンパンと叩きます。
肩甲骨周りに血液が流れるから肩こりが解消しやすい動きです。
肩を下げるような運動を行いながら胸を張っていくように意識しましょう!
上記は筋トレやマッサージをするよりもずっと効果的です。
動き方を見ながらストレッチしたい方は以下の動画も参考にどうぞ!※撮影:RIZAP
5秒で体軸を整えて骨盤の左右差をなくす方法
日常生活やカバンの持ち方、椅子の座り方などによりカラダの歪みも肩こりの原因になります。
特に骨盤のゆがみは、猫背や冷え性の原因になりますし、特に女性にとっていいことがありませんよね。
男性にとっても、軸の歪みは疲れやすさのもとになるし、ケガのもとになるから、良いことがありません。
そこで、本記事では誰でもたったの5秒でカラダの軸を整えて、骨盤の左右差が治せる方法を紹介します。
体の歪みを一瞬で治す「椅子軸法」
椅子を使って体の軸を一瞬で整える画期的な方法です。手順は以下のとおり。
手順① まずは椅子に座り、上半身の力を抜いて手をブランとします
手順② 上半身を脱力して頭の重みでゆっくりと前傾しましょう
手順③ 前傾するとともにお尻を浮かします
手順④ 頭の重みを感じたまま、脱力しつつ、ゆっくりと起き上がります
手順⑤ 最後に顔をまっすぐ上げます
たったこれだけ!
毎日行うことで、脳が正しい軸を覚えていくので自然と姿勢が整い、強い体軸が作れます。
骨盤のゆがみも治るし、5分ほどで体力も使わないから、忙しい女性や高齢の方にもオススメです。
筋トレしている男性も、運動前に椅子軸法を使うことで、ケガの防止や正しい筋肉の成長が期待できますよ。
なお、詳しく椅子軸法の解説を知りたい方は、以下の動画をどうぞ!
とはいえ、肩こりにマッサージは気持ちがいい
肩こりがひどいときに、自宅で一人でもできるオススメのマッサージ方法を紹介します。
マッサージは血流を良くするかもしれませんが、それならお風呂に入っても同じなわけでして、肩こりを根本的に治すことはできません。
とはいえ、マッサージはシンプルに気持ちがいいですよね。
肩こりがつらい時にマッサージもしたくなるのは当然です。
マッサージは全体に揉みほぐすよりも、痛みのポイントを一点で押してあげるマッサージがオススメです。
痛みのポイント=トリガーポイントといいます
肩こりに悩んだときのトリガーポイント
押す場所は次の3つのトリガーポイントがおすすめです。
・首の付け根の肩:肩甲挙筋
・首と頭の後ろの境目のくぼみ:頭板状筋
・背中の肩甲骨の隙間:菱形筋
上記の場所をテニスボールか専用のマッサージボールを体の下側において、自重で押してあげてみてください。
凝った場所がピーンと伸びて超絶気持ちがいいですよ♪
なお、テニスボールは気持ちがいいですが、刺激が少し弱いのと、使っているうちに空気が抜けてくるから、できれば専用のマッサージグッズを使うと気持ちイイです。
↓例えばこんなボールです。
上記は「トリガーポイントマッサージボール」という商品でして、使い方や感想は以下の記事で紹介しています。
≫トリガーポイントマッサージボールの使い方│筋膜リリースレビュー
肩こりしない生活習慣が最重要│運動不足OKではない
肩こりを解決したければ、肩こりにならない生活習慣が最重要です。当たり前すぎですが運動不足OKではないですよね。
ボクも肩こりに悩んで実際に試してきました。
- 筋トレ
- ジムの有酸素運動
- 散歩
- ジョギング
- ヨガ
上記を試した結論ですが、もっとも肩こりに最適な運動が「水泳」です。
水泳は肩こりの原因になる以下の要素のほとんどを解消してくれます。
・内蔵の機能低下
・浅い呼吸
・前かがみの姿勢
・筋肉の緊張
・肩甲骨の位置の乱れ
・閉じた胸と巻き肩
・メンタルストレス
水泳は単体では飽きてしまうから、プールつきのスポーツジムがおすすめです。スポーツジムは孤独も癒してくれるしサウナも使えたりデメリットしかありません。
とはいえ、スポーツジムはお金がかかるし、水泳を始めるのもハードルが高いと思います。
ということで、結論はできることから始めればいいのかなと。
まずは簡単なことから始めてみて、徐々にステップアップしていくと習慣化していくから、何かを始めてみるとは有益です。
本記事を読んでジムもいいかも?と思った方は以下の記事も参考にどうぞ。
≫スポーツジムに通うメリット・デメリットまとめ│孤独な人生が好転する
本記事は以上です。肩こりのない快適な日常をお過ごしください!