最近の「働き方改革」や「副業推進」により、サラリーマンでも馬券を稼ぐ手段として考えている人が多くなってきています。
たしかに土日開催の競馬はサラリーマンにとって取り組みやすい副業になる可能性はあります。
ですが現実はどうでしょう。しっかり稼げていますでしょうか?
これから馬券で稼ぎたい!と思って競馬をはじめてみたものの、ぜんぜん当たらない、、
お金はぜんぜん増えないし、当たってもまた次の週には無くなってしまう、、
毎週PATにお金を入金しなきゃならないし、なんかもう無理、、
こんな悩みを抱えている方も多いですよね。わたしも競馬をはじめたときは、そうでしたから良く分かります。
JRAによれば、実際、競馬で稼いでいる人は全体のわずか5%程度だそうです。
つまり、競馬はしょせんギャンブルなので、ほとんどの人が負けているということです。
そして、そのほとんどの人が購入している馬券が、馬連や3連単などの連系の馬券です。
娯楽や趣味で競馬をはじめるなら、好きな馬券を買って楽しむことはアリですが、馬券で稼ぐには、稼げる競馬のセオリーがあります。
それは、「初心者はまずは複勝から」です。
複勝は的中範囲も広く初心者でも簡単に的中でき、上級者になっても「稼ぎやすい馬券」となっています。
実際、「稼ぎやすい馬券」で勝負した方が効率よく稼げます。
そこに、ほんの少し、「勝てるノウハウ」を追加してあげるだけで、毎週PATにお金を入れ続ける事がなくなるだけでなく、競馬で稼ぐコツがつかめてきますよ。
この記事では、「お金を稼ぐ」に特化した場合に気をつけるべき戦略を3つだけ紹介します。
もし競馬でお金を増やしたい!と思っているのなら、これからお話しする「複勝の買い方のセオリー」をマスターしてください。
競馬初心者向け複勝馬券で稼ぐための買い方【守るべき点は3つだけ】
結論ですが、複勝馬券で稼ぐためのセオリーは3つだけです。
1、複勝1点買いを基本とする
2、軸馬は2着か3着に入る馬を狙う
3、複勝オッズが1.5~2.0倍前後なら勝負
たったこれだけです。順番に説明していきます。
セオリー1:複勝1点買いを基本とする
複勝の特徴を最大限活かすためにも1点買いがセオリーです。
複勝は1点あたりの的中範囲が広いのが最大のメリットです。
3着以内に入る馬を1頭予想すればいいだけですから1点買いでも80%程度的中します。
つまり、複勝で勝負するなら多点買いをするメリットはまったくありません。
少し上手になれば、利益を重ねるために複勝と別の馬券種を買うという戦略はアリになりますが、すくなくとも1レースで複勝を2点以上買うことはまずNGです。
複勝の多点買いがNGな理由
それは、複勝で多点買いをするとメリットよりもデメリットの方が多くなるからです。
複勝馬券は、的中範囲は広いものの的中した時の配当は全く期待できません。万馬券はもちろん1,000円以上がつくこともめったにありません。
たしかに、複勝を多点買いすると最大トリプル的中になる可能性はありますが、その可能性は極めて低いうえに、的中馬券が1点しかない場合、だいたいトリガミになります。
そもそも複勝候補が2頭いるなら、対象馬がよほどの穴馬で無いかぎりは、ワイドや三連複全頭流しに賭けるのがセオリーです。そちらのほうが効率的ですからね。
ですが、わたしはそれでも複勝を買うと思います。
複勝は1点買いしてこそ馬券のメリットを最大限活用できますから、2頭に軸が絞れたなら、より配当の高いほうに資金を集中したほうがトータルの収支は安定するはずです。
セオリー2:軸馬は2着か3着に入る馬を狙う
複勝馬券の2つ目のセオリーは、1着に来そうな馬ではなく「2着か3着に来そうな馬を選ぶ」ということです。
複勝馬券は3着以内に入れば的中となりますから、1着になる馬を選ぶ必要がないのです。
実際、1着になる馬を選ぶとなると、1頭を探し出し、比較検討しなければなりません。
ですが、3着以内にはいる馬であれば、単純に確率が3倍になるため
「1着になるかは微妙だけど3着以内なら堅いな」
という馬を選ぶ事ができます。
さらにいい事に、2着や3着狙いの馬で的中させた方が1着予想の馬が2着や3着に落ち着いた時よりも配当が高くなる可能性があり、馬券的なメリットも上です。
2着や3着以内に入る馬の見つけ方については過去記事で紹介しています。コチラを参考に、複勝馬券では『3着以内に来る馬』を見つけて馬券を買うようにしてみてください。
セオリー3:複勝オッズが1.5~2.0倍前後なら勝負
リスクとリターンのバランスから、オッズは1.5~2.0倍以上ほしいところ。それ以下なら、基本的に購入を控えます。
複勝馬券のデメリットは配当の低さです。
例えば1番人気がガチガチの大本命だった場合、複勝オッズは1.1~1.3倍程度になります。
複勝オッズが1.1倍の馬でも100%3着以内に来るわけではないので、リターンよりもリスクのほうが大きいと判断したら、どんなに堅そうな馬でも買ってはいけません。
わたしが狙っているゾーンは、複勝オッズの下限が1.5倍以上ある馬です。
複勝の場合、配当が確定するのはレースが終わってからなので、的中しても1.5倍を切るケースはありますが、確定前で1.5倍以上あれば、的中すればそれなりの利益がでます。
とはいえ、実際レースにのぞむと、複勝オッズの下限が1.5倍以上の条件を満たすレースというのはそんなに多くありません。
下手したら、見送りばかりで、1日中馬券が買えなかった、なんて日も発生します。
そんなときに我慢できなくなって、無理やり1.5倍以上の馬に手を出していたのでは本末転倒です。
なので、どうしても買える条件が無い場合は、1.3倍くらいまでは買えるゾーンを広げるのがセオリーです。
もし他の2頭に人気薄が突っ込んでくれば、1.3倍を超えて1.7~2.0倍つくこともありますから、無理に1.5倍いい上の馬に投資するよりはよほど稼ぎやすくなります。
以上で、競馬初心者が複勝馬券で稼ぐ際の3つのセオリーの解説は終わりです。
とても簡単なことを守るだけですが、少し注意点を付け加えておきますね。
初心者が複勝馬券で稼ぐ際の注意点
複勝馬券では、上記の3つのセオリーを守りながら、競馬の上達にあわせて、ムダな馬券を減らして効率よくお金を増やせるようになります。
ですが、競馬が上達するまでは「3つのセオリー」にプラスして以下の4つを心がけると良いでしょう。
わたしが初心者のときに意識していたポイント(注意点)はこの4つです。
1、最初は掛け金を少なくする
2、的中率を重要視する
3、複勝ころがしは使わない
4、分からないレースは買わない
注意点1:最初は掛け金を少なくする
いまでは、自分のフォームが出来上がっているので、複勝1点に数万円かけるようになりましたが、慣れるまでは掛け金は抑えた方がいいと思います。
正直、的中率が80%程度はないと、大きなお金で勝負することは厳しいです。
的中率も安定しない初期に掛け金を上げると、競馬にかけるお金が底をつくリスクも出てきます。
よく競馬で借金をしてしまうのはこのパターンです。
自分のフォームを確立するのには時間がかかりますが、的中率が安定してくれば「期待値」を割り出すなどして掛け金を徐々に上げていけますので、それまでは掛け金は抑えて買った方が継続しやすくなります。
また、的中率が安定してくれば、複利の応用でお金を一気に増やせたりもできます。
複利を使ったお金の増やし方については別の記事で詳しく書きましたので参考に。
なので、今焦らなくとも続けていれば、あとから倍速で稼げるようになるので大丈夫です。
まずは複勝1点で的中できるフォームを自分の中で確立してみてください。
ちなみに、わたしはフォームつくりに5年もかかっています。
とはいえ、これから始めるあなたは、すでにわたしの経験で得た知識を記事で読んで時短できますから、1年もあれば余裕でしょう。
もっと時短したいなら、気にいった予想家の書籍を買うなり、予想配信を買うなりして、知識と経験をパクることで、複勝馬券なら1ヶ月もあればマスターできますよ。
競馬の上達曲線のイメージはコチラの記事に書きましたので参考にどうぞ。
注意点2:的中率を重要視する
競馬初心者のうちは、回収率よりも的中率を重視した買い方をしましょう。
冒頭にも書きましたが、競馬で稼げない95%の人ほど「回収率」を念頭においた馬券の買い方をしています。
特に、三連単や三連複など高額配当が期待できる馬券で勝負している人は、
無意識に回収率重視の発想になっているようですが、これはJRAの洗脳ですよね。
確かに回収率が高ければ1回の的中で得られるお金も増えて気分も爽快かもしれません。
しかし競馬の本質は、買った馬券が的中することです。
つまり回収率の前に、的中率を上げることを追及することがセオリーですよね。
わたしも最初の頃は馬連で10万円や3連単100万馬券を手にして「脳汁が出てたまらんわい!」なんて言っていたものです。アホでした、、
当然コンスタントな価値が期待できなくなり資金がソコをつくこともしばしばあり、アコムやレイクに手を出したり、日雇いの仕事をしたりもしました。
そんなわたしが、競馬だけで稼げるようになったきっかけは、複勝を中心に買い始めてからです
複勝は高い的中率を安定させられるうえに1点狙いなので回収率は絶対に100%を超えますからね。
もし、競馬で稼ぐために「回収率」を考えているのならまずは一度回収率については置いておきましょう。
初心者は資金も乏しいですし、的中しないと話にならないので、まずは的中率を安定させることに努力をしてみてください。
注意点3:複勝ころがしは使わない
「複勝ころがし」というのは、買ったお金を全額次のレースに突っ込んで増やしていく手法です。
小額からはじめて、成功すれば最終レースには週十倍にもできるという競馬の遊び方です。
ここで「遊び方」と書いたように、稼ぐ事に特化するのであれば使ってはダメな手法です。
理由はシンプルに、複勝ころがしでお金を稼ぐのは難易度が非常に高いからです。
途中でミスをすれば、コツコツ稼いだお金も一瞬でゼロになってしまいますからね。
複勝ころがしで遊ぶ人には、ゼロになっても、もとが小額だからいいじゃないか?
という人もいますが、遊びならぜんぜんokです。
ただ、個人的には、複勝で稼ぐなら勝負レース1レースで決めたいタイプなので、転がす理由が分かりませんし、全くオススメできません。
分からないレースは買わない
競馬は1日24レース(日によっては36レース)あり、すべてのレースを検討すると、どうしても全部に手を出したくなってしまいます。
初心者のうちに複勝を覚えて勝ち始めると、競馬が楽しいので、よくこの状態に陥りますが、絶対に買わないでください。
おそらく、レースを予想すると、3着以内に来る馬が一瞬で見つけられるものもあれば、何頭も候補がいて絞り切れないレースもあるはずです。
候補が絞りきれないレースで軸馬を搾り出そうとしているときは、その行為自体が、もうギャンブルであって、稼ぐ競馬とはかけ離れていることに気がついてください。
なぜなら、そこには「来たらいいな」という思いが入っているからです。
わたしなら、1日に勝負できるレースは1レースあれば十分なので、迷いが出た時点で購入候補から外してしまいます。
わたしの複勝の的中率が80%以上あるのは、このような不適中になる可能性があるレースを最初から購入候補から外してしまうからです。
候補が絞り切れないレースをあれこれ考えても時間のムダなのでハッキリ分かりやすいレースだけを狙って馬券を買いましょう。
また「外れ馬券を買わない」とううのことは、将来大きな金額を稼ぐようになったときの「税金問題」にも大いに関係してきます。
税金については、別の機会にお話しますが、複勝の1点買いは税金対策にも有効です。
競馬でお金を稼ぐ場合、年間一定の額以上の利益が出たら税金の課税対象になります。
この時、的中馬券の購入代金は「経費」として認められますが「外れ馬券」は経費として認められません。
例えば馬連をそれぞれ3点ずつ各1万円購入し、そのうちの1点が的中して10万円が払い戻されたとした場合、課税対象の計算は
配当金10万円-的中馬券購入費1万円=9万円
となります。
では不的中となった2万円はといえば、経費にならず単なる損ということです。
競馬の税金に関する有名な裁判では卍氏の裁判がありますよね。
あの時は29億投資して30億の払い出しで利益は1億でしたが、30億のほうに税金がかかり、9億円相当の脱税とみなされました。
1億しか手元に現金が無いので、払えるわけがありません。あまりに夢が無いので競馬はオワコンとさえ思わされた事件でした。
まとめ
初心者が競馬で稼ぎたいなら、まずは複勝で稼ぐことの大切さと、稼ぐための3つのセオリーについて説明してきました。
わたしは、初心者だけではなく、上級者でも複勝が最も稼ぎやすい馬券種だと思っています。
複勝は、競馬の仕組みや馬券のメカニズムを深く勉強できるだけでなく、将来的にも有利になりやすい券種です。
競馬で稼ぐ事ができるようになるためにも、紹介した複勝の買い方のセオリーと注意点を気にしながら、複勝馬券をぜひマスターしてください。
複勝の買い方をマスターすれば、他の馬券種での応用に使え、勝ちパターンの幅もグッと広がりますよ。
今回は以上です。
このサイトでは、実施にプロとして25年競馬とパチンコに向き合ってきた経験を兄弟で発信しています。
他の記事も、実戦に基づいて行っている事実ですから、参考にしてみてくださいね。
パチンコがいくらうまくても、競馬でいくら稼いだとしても、世間から見ればニートです。
カラダを壊したらおしまいだし「世の中に何も貢献していない」という想いを背負って生き続けるのもつらいですよ。
だから、わたしはパチンコや競馬で稼いだお金の一部を投資に回すことをオススメしています。
勝負師としての感覚は投資の世界で超有利です。
世間はサラリーマン脳であふれているから、少しお金の勉強をすれば、投資の勝負でも軽く数千万の資産を築けますよ。
なにより「投資家」という肩書きであれば、職業欄に「無職」と書かなくて済みますし、税金を払って生活しているから、世間からも許されるでしょう。
ボクの主戦場である仮想通貨投資の方法は以下のブログで発信していますから、興味のある方は是非コチラの世界にも挑戦してみて下さい。
↑パチプロが仮想通貨投資をはじめて、資産家になったノウハウを詰め込みました。