今回はパチンコを打つなら知っておきたいボーダー理論を解説します。
ところでボーダーってご存知ですかね？
主に千円での回転数で表示されていてその回転数回ればチャラになる回転数を示すものです。
そんなん知ってるわ！なんて声も聞こえてきそうですが、プロが使うと少し違う！
負け続ける人と勝ち続けられるプロでは、はたして何が違うのでしょうか？
そんなことをお伝えしていけたらと思っておりますよ。
パチンコで勝ちたければ知っておきたいボーダー理論をプロ目線で解説
パチンコは打たなければ上達することは出来ないのですが、打つ前に知っておくべき事もあります。
その代表が「ボーダーライン」なのですが、その前に確認です。
パチンコには変える事が出来ないものと変える事が出来る物がありますよね？
まずは変えれない物。
- 大当り確率。
- 確変突入率や継続率。
- クギ。
- 玉の大きさ。
などなど。
クギを変えれないと書いたのは打ち手には変えれないという意味です。
この変えられない物のうち、大当り確率と確率突入率などをもしも変える事が出来たならそれは「攻略！」って事になりますね。
まあ現実的では無いので意識しなくて結構です。
次は変えられる物
- 回転率。
- 大当りの出玉。
などなど。
この2つは同じクギの同じ台を打った時に、打っている人が代われば結果が変わるということです。
この変わる要素を打ち手に有利な方に変えることを「技術介入」と言います。
この「技術介入」を意識する事でパチンコの勝率は簡単に上がりますが、
この話はまた別の記事で書いていくとして、今回はボーダーの話。
では、プロ目線で深彫りしていきましょう。
誰でもできるパチンコの技術介入って？【やらないと3千円損します】
現役パチプロが教えたくないパチンコのストロークで意識するポイント
ボーダーって何？
ボーダーっていうのは、その台でチャラになる為に必要な千円での回転数のこと。
- ボーダーより回ればプラス。
- それ以下ならマイナス。
- ボーダー丁度ならチャラなので打つ価値無しです（＾ω＾）
で、ボーダーを知ってる方は、どうやってその数値を調べてますかね？
自分で計算してる人はごくごく僅かだと思うんですよ。
普通は雑誌で見たりネットで調べたりしてますよね。
大体こんな風に書いてあります。
2.5円 25回
3.0円 23回
3.3円 20回
4.0円 18回
みたいな感じでw
そしてこれを見て「フムフムそうか！」で終わってませんか？
複数の雑誌やサイトなどを見てる方なら気が付いていると思いますが、同じ機種でもボーダーラインが違う場合があります。
ということは「どちらかが間違っているのか？」っていうと、多分どちらも合ってます。
これは、ボーダーを計算する為に使う数値が違うんですよね。
ボーダーを計算する為には
- 大当りの確率。
- 確率突入＆継続率。
- 台の時間効率。
- 大当りの出玉。
- 打つ時間。
などなどを使って計算します。
この中に変えられない物と変えられる物がありますよねw
変えられない物は無視してオッケー！
変えられる物がとても大事です。
変えられるのものは「大当りの出玉」と「打つ時間」ねw
たとえば打つ時間に関しては、等価の人は無視してオッケーなんですけど、皆さんが見ているボーダー表は何時間打つ事を想定したボーダー表か知っていますか？
換金ギャップがある場合、長く打てばボーダーは低くなり短ければ高くなります。
これは持ち玉遊戯の時間が長い方が有利だからです。
ボーダー表が何時間を想定したものかを知らないと、ボーダーを超えてる台を打ってるつもりでもボーダー以下の台で勝負している可能性があるので気を付けましょう。
見ているボーダー表がどういう条件で計算されているのかはとても大事！
もしも、見ているサイトや雑誌でこの2つの条件がわからないって方がいましたら、別のサイトや雑誌も見ることをオススメします。
そしてこの2つの条件を打つ前に知ることによって、わかることが色々ありますよw
このブログで何回もお伝えしていますが、情報を正確に理解する事が最初の一歩です。
プロのボーダーを教えます。回転数は二種類ある！
では、プロが使うボーダー理論はどこが違うのか？具体的に説明してみましょう。
僕がパチンコで勝てるようになったのはこの事に気付いた事が大きいですね。
それは！！
回転数は二種類ある！
という事なんですよね。
はい？って思う人もいると思いますが、あるんです！！
一つは【実際の回転数】
これは、そのまんま千円の玉250玉で何回回るかです。
二つ目は【実質の回転数】
これはですね。
例えばボーダーを計算する為の表記の出玉が500玉の台があるとします。
その台が実際の回転数で20回転だったとします。
A台は大当たりの出玉が400玉しか取れない台。
B台は大当たりの出玉が600玉とれる台だとします。
ちなみに出玉は時短での増減を含めた物です。
実質の回転数は、出玉の量に関係なくボーダーを計算する為の表記の出玉をあてはめて計算した回転数の事なんですね。
・A台は大当たり一回の出玉で32回しか回せません。
表記の出玉は500玉なのでこの台の実質の回転数は16回転になります。
・B台は大当たり一回の出玉で48回回せます。
同じ理屈で実質回転数は24回になります。
これは簡単に一回の出玉で計算しましたが、実際はその日の全ての当たりのデータを取って計算します。
この実質の回転数こそがこの台の本当の回転数だと思って下さい。
データの取り方
下のＡ～Ｄがわかれば計算可能です。
はい、計算が出てきた途端に離脱しちゃうような生徒は先生キライですよ！
簡単だから逃げちゃダメですよ～
【A】ヘソで回した総回転数 (内部の状態は考慮しない)
【B】総大当りの出玉数
※ボーダーを計算する為の表記の出玉で計算。
※ラウンド振り分けがある台は、ラウンド数の出玉で計算してすべてを合計。
【C】投資金額(玉数にして下さい)
【D】流した玉数
この4つがわかれば実質の回転数を計算できます。
A÷(B+C-D)×250=実質の回転数
これがわかると何がイイか！
まずはこの台が甘いか辛いかがわかります。
実際の回転数よりも回っていれば甘い台、逆なら辛い台です。
ボクが言っているのは”機種”ではなくて”台”です。
もちろんボーダーが基準になるのは間違いないのですが。
同じ台が何台かあって、これは甘いけど他は辛い！みたいな事も簡単にわかります。
初打ちの台でも、甘いのか辛いのかが一目瞭然！
まあ出玉関係の釘が変わらなければの話ですが。
よく雑誌などでこの機種は甘い！なんて言われてますが、出玉がとれなければ全然甘くないですからね。
ボーダー超えてる台を打ってるつもりが全然違ったなんて良くある話です。
データを取るのは最初は面倒ですが、慣れればなんて事ありませんよ。
きっちり数字にして台の実力を計って勝負して下さい。
なお、お店がサイトセブンの加盟店なら、スマホやpadでデータを見れます。
ボクはプロなので脳内計算してデータをメモしてますけど、家に帰って「なんか計算が合わないな～」って時がたまにあって、そんなときは答え合わせに使ってます。
あと、スロット打つときは前日のデータ集めに必ず使いますね。
登録は無料なので、パチンコで勝ちたいならこの機会に登録しておきましょう。
プロのボーダーの使い方を教えちゃいます。打つ前に分かることが大事！
「打つ前にわかる事が大事！」と書きました。
具体的に、対照的で分かりやすい「化物語」と「ひぐらし」で説明してみましょうか。
まずはボーダーです。
化物語 ひぐらし
2.5円 23回 23回
3.0円 21回 21回
3.3円 20回 20回
4.0円 18.4回 18.4回
これはどちらもパチマガのサイトで調べた物です。
ボーダーは両機種とも同じですw
そしてこれを算出する為の、変えられる事の条件は。
- 稼働時間
- 大当たりの出玉
でしたね。
この２つを比較していきましょう。
変えられるコト１：稼働時間
まず、稼動時間はどちらも6時間です。
これは等価以外で打つ人は気を付けて下さいね。
6時間以下ならボーダーは上がります。
この表を見て回ってる！って思ってもボーダー以下って事もあり得ますので注意ですよ。
逆に6時間以上打てばボーダーは下がりますが、等価のボーダーよりも下がることはありません。
変えられるコト２：大当たりの出玉
そしてもう1つが大当りの出玉。
- 化物語は15Rの出玉が1320玉で算出
- ひぐらし(MAX)は16Rの出玉が1832玉で算出です
こっちが大事（＾ω＾）
まずは化物語の場合
15Rで1320玉と言う出玉はどういう事か？って事を考えてみます。
この台は11発戻しの9カウントで1ラウンドです。
なので1ラウンドの最大の出玉は90玉ですね。
ということは、
無駄玉が1玉も無かった時の出玉は1350玉。
算出出玉は1320玉なので30玉多く取れています。
これは1ラウンドにつき2玉無駄玉を出してもオッケーって事ですね。
この2玉って数字は正直辛いよねw
でもこの数字から、打つ前に予想出来るのは「アタッカーが甘いんじゃないか？」ってこと。
もちろんオーバー入賞する事もありますからねw
その時の事も少し考えてみましょう。
たとえば、5Rに1回オーバー入賞したとします。
オーバー入賞しなかったラウンドは1玉無駄玉が出るので1ラウンドの出玉は89玉。それが12ラウンドで1068玉。
オーバー入賞したラウンドの出玉は100玉。
それが3ラウンドで300玉なので15Rの出玉は1368玉になります。
これにより、1ラウンドで出してもいい無駄玉は3.2玉になりました。
なんでこんな事を調べるかと言いますと、初めて打つ台でラウンド間で5発の無駄玉が出たとしますよね。
この5発がどうなのか？ってことは基準がないとわかりませんからね。
なので自分が見ているボーダー表から計算しておくとクギを見る手助けにもなりますし、打っている最中の軌道修正にも使えますよw
続いてひぐらしの場合
これは打ったことがある人ならわかると思いますが、メインの大当りを消化するアタッカーは誰でもほぼ100%で無駄玉をゼロにできます。
それで計算すると16Rの出玉は1872玉。
これは算出の出玉よりも40玉多く取れる計算です。
毎回40玉多く取れる訳ですから、実戦でのボーダーが表よりも甘くなるって事が容易にわかりますよねw
これは、ボーダーが計算されている条件を事前に知っていないとわからないことです。
そして、ひぐらしは甘デジも同じ条件。
初当りの回数が多く取れる甘デジは、さらにさらに甘くなります。
なので、プロならば「ひぐらし」のしかも「アマデジ！」
これが、この時期のメイン機種になると判断できるわけです。
逆に、もしも同じ時期に
- 「アマデジなんて、勝てないしやってられん！」
- 「やっぱＭＡＸタイプだよね！」
なんていっていた人は、もうちゃんちゃらおかしいわけですよ！
まさに養分、、、プッ
まとめ
この大当りの出玉は厳密には時短の玉増えも影響するので、時短の玉増えで取り返す事もできるのですが、そこは打ってみないとわからないのことなので省きました。
ただ、普段なんとな～く見ているボーダー表でも、こういった眼で見てみると分かることがあるよね！ということが、この記事でお伝えしたかったことです。
なお、データをとることは勝つために必須でして、本ブログではデータをもとに話をしてます。
記事を読んでも、あなた自身のデータがないと比較ができないから、勝ち組になりたいならデータの把握は必須かなと。
自分で取るのがメンドクサイよ！って方でも、せめてサイトセブンでデータを見る癖は付けた方がいいですね。≫サイトセブンはコチラ！
上達を目指してお互い勉強していきましょう（＾ω＾）
では、本記事は以上です。
パチンコがいくらうまくても、競馬でいくら稼いだとしても、世間から見ればニートです。
カラダを壊したらおしまいだし「世の中に何も貢献していない」という想いを背負って生き続けるのもつらいですよ。
だから、わたしはパチンコや競馬で稼いだお金の一部を投資に回すことをオススメしています。
勝負師としての感覚は投資の世界で超有利です。
世間はサラリーマン脳であふれているから、少しお金の勉強をすれば、投資の勝負でも軽く数千万の資産を築けますよ。
なにより「投資家」という肩書きであれば、職業欄に「無職」と書かなくて済みますし、税金を払って生活しているから、世間からも許されるでしょう。
ボクの主戦場である仮想通貨投資の方法は以下のブログで発信していますから、興味のある方は是非コチラの世界にも挑戦してみて下さい。
↑パチプロが仮想通貨投資をはじめて、資産家になったノウハウを詰め込みました。
