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【プロ直伝】重賞の競馬予想は外厩情報が9割│入手方法と特徴まとめ

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今回は”外厩”情報を利用した競馬予想について詳しく解説します。

外厩って何?

どんな外厩があるの?

外厩情報の入手はどんな方法があるの?

こんな疑問にお答えします。

最近の競馬では、重賞を的中したいなら”外厩”の情報は不可欠になっていますよね。

なぜなら最近は、大きな重賞を勝つ馬のほとんどが外厩仕上げだからです。

「天栄×ルメール」や「しがらき×ルメール」が来ないほうが珍しいくらいです。

有名なとこで、アーモンドアイは常にノーザンファーム外厩仕上げでした。

 

「外厩仕上げ」の登場で、競馬予想のセオリーも一変しました。

以前のクラシックでは、チューリップ賞や弥生賞といったトライアルレースを使うのが常識でしたが、現在は直行ローテーションが普通になっています。

レースを使って馬を成長させるというセオリーはもはや過去のものです。

もちろん予想する側も今の時代の競馬に対応していかなければなりませんよね?

外厩を無視した予想はもはや趣味買いに近いレベルです。

この記事では、外厩の知識と、どの馬がどこの外厩を使って仕上げてきたのか?を入手する方法をお伝えします。

習得すれば、重賞予想の精度がぐんと上がり、あなたの的中率を高めてくれるでしょう。

【プロ直伝】重賞の競馬予想は外厩情報が9割│入手方法と特徴まとめ

いまの競馬予想に欠かせない外厩情報の入手方法【プロが徹底解説】

結論

外厩情報は専門サイトが発行する新聞なら一覧で網羅的に確認できます。

おすすめは以下の2つの専門サイトでして、競馬新聞も超見やすいですよ。

JRDB│圧倒的な取材力で競馬予想に必要な情報が全てそろう専門サイト

UMATOKU│スポーツ報知が運営する競馬専門サイト

 

外厩とは?

簡単に言うと厩舎の外注先。つまり調教のアウトソーシングです。

マキバオーでいうところの「本多リッチファーム」ですね。

レースに出走するためには、競走馬は調教師が運営する厩舎に最低レース前の10日間預けなければなりません。

当たり前ですが、馬が入れ替わったり、禁止薬物を使うなどの違反行為があったら賭け事として成立しないからです。

ただ、厩舎側も馬房には限りがありますし、入れられる競走馬の上限も規則で決まっています。

馬の訓練(調教)はトレーニングセンターで行われるわけですが、厩舎に入りきらない馬はトレーニングセンターを使えませんから、放牧に出すことになります。

そこで考え出されたのが外厩です。

厩舎に入りきらない馬を外厩でトレーニングできるのであれば、放牧に出すよりはアウトソースをしたほうがいいですよね。

外厩は昔からある方法ですが、近年、この外厩の設備と調教レベルがグンとレベルアップしています。

外厩先で鍛えられた馬が、特に重賞でいきなり結果を出すので、予想する側としては「もはや無視できない存在になってきている」というわけです。

外厩情報を入手する方法

スポーツ新聞はモチロン、専門誌の「競馬ブック」「競馬エイト」でさえ外厩情報までは、一覧で網羅的に掲載されていないのが普通です。

なので、外厩情報を正確に調べるには、情報を得るための知識が必要です。

新聞記者は外厩に行ってまで入厩馬を調べることをしないので、新聞には掲載されませんが、外厩情報の重要性に気がついている専門サイトならきっちり調べています。

逆に言うと、こういった読者目線に立ったサービスができるサイトは、信頼性も高いと思いますし、応援したくなりますよね。

 

JRDB

公式HP http://www.jrdb.com/

JRDBは10年以上前から競馬の勉強をさせてもらっているサイトです。

一部有料ですが競馬初心者が勉強するなら、どの書籍や専門誌よりも有益です。

JRDB独自に発行している競馬新聞は、全ての外厩情報がひと目で分かります。

公式サイトから画像をお借りしています。

読み方も詳しく解説されているので、誰でも利用価値が高いです。

すいません、上の画像が小さすぎるので↓を見てもらったほうが分かりやすいです。

 

重賞レースに限れば、NOTEで無料で提供されていますよ。

参考:JRDB 競馬アラカルト奥野氏のNOTE記事 ≫厩舎と外厩の関係性

 

無料NOTEも超有益です。

正直、重賞だけやる人なら、ここをフォローしておいて無料のレーシングペーパーを見るだけで十分な情報が手に入ります。

JRDB 競馬アラカルト無料NOTE

 

JRDBの外厩情報の使い方をもっと詳しく知りたい方はこちらも参考にどうぞ。

JRDB外厩情報まとめ

 

創設者の赤木一騎さんの書籍は、競馬サイトの立ち上げの秘話が書かれており、予想理論だけでなく、読み物としても面白いです。

UMATOKU

公式HP https://umatoku.hochi.co.jp/

UMATOKUはスポーツ報知が運営する競馬専門サービスです。

報知が運営する専門誌なので安心です。

競馬新聞を見るだけで、外厩情報を全て網羅的に入手できます。

有料ですが、重賞だけなら1日330円の「馬トク1dayライト (9R以降)」で利用できますし、月額880円払えば「馬トク激走コース」で4週分、全部見る事ができます。

UMATOKUは競馬新聞の見方も詳しく解説されているので、初心者でも分かりやすいです。

≫公式サイト:馬トクの使い方

公式サイト画像をお借りしています。

競馬セブン

公式HP https://www.keiba7.net/

正会員は高いですし、筆者は利用した事がありませんので自己責任でお願いします。

とはいえ、社台系限定ですが、外厩情報は無料で入手することができます。

ちょっとややこしいですが、以下の手順で見られます。

①競馬セブンに無料会員登録

②無料コンテンツの「社台軍団の本音」にアクセス

③「社台外厩リターン」というコンテンツを見ると外厩情報を確認できます。

 

番外:一口クラブ会員

みんなが使えるわけでは無いですが、一応紹介します。

一口馬主の会員になれば、そのクラブの外厩情報を入手することができます。

主要な外厩先と特徴

ここでは外厩が必要な理由と、主な外厩先とその特徴を解説します。

まず、外厩が必要な理由は3つあります。

1、貸付馬房数の制限

2、調教コスト

3、人員の不足

 

1、貸付馬房数

調教師の預託頭数はJRAで制限されており、多くて30頭までです。

一方で人気の厩舎には生産者や馬主からの預託依頼が集まるので、30頭では収まらず50~70頭を預かっている厩舎もあります。

また、レース出走10日前には厩舎に入れておかなければならない規則もあるので、レースが近い馬は、厩舎に置いておく必要があります。

その為、入りきらない馬は外に出しておく必要がありますよね。

一番簡単な方法は生産牧場への「放牧」ですが、北海道までの輸送コストはかかるし、その間は調教ができないという問題があります。

2、調教コスト

調教師に競争馬を預けるコストは1頭あたり月60万円かかります。

その費用は馬主が出すわけですが、ずっと厩舎に置いておいてもお金がかかるし、かといって放牧に出すにしても、輸送などで数十万円のコストがかかってしまいます。

3、人員の不足

厩舎側も限られた人員で出走馬のスケジュール管理や、調教メニューの立案、体調管理など様々な仕事をこなさなければなりません。

預かった全ての馬を完璧に管理することは困難です。

全て解決できるのが「外厩」の存在

近くに調教ができる施設があれば、レース出走10日前まで調教を外注できれば最高ですよね。

馬主にとっても、放牧で休みボケされるより、ある程度仕上げてくれたほうが、レースもつめて使えるし、いい成績が残せそうです。

主要な外厩施設

そうして近年、トレセン顔負けの最新鋭の調教施設がつぎつぎと完成してきました。

最近完成して、結果を出している施設が「ノーザンファーム天栄」「ノーザンファームしがらき」であり、競馬ファンの知るところになったというわけです。

・施設が最新で人材のレベルが高い

・レベルの高い馬同士の併せ馬ができる

・トレセンではできない特化した調教ができる

こんな状況ですから、よく考えれば強くて当たり前ですよね。

以下、主要な外厩施設を紹介します。

施設の強さや厩舎との相性は、先ほど紹介した「JRDB外厩情報まとめ」でも分析されていますし、JRDBの新聞なら色分けでランク付けされています。超有益ですよね。

ノーザンファーム天栄

所在地/福島県岩瀬郡天栄村小川字中曽根1

厩舎数/10厩舎(287馬房)

公式サイト https://www.northernfarm.jp/facilities/ten-ei/

現在の日本競馬を席巻しているノーザンファームの関東の施設です。

坂路コースや周回コースなどの調教施設を備え、主に関東所属馬を中心に入厩前の調整やリフレッシュ、北海道から美浦・栗東の各トレーニングセンター、ノーザンファームしがらきへの競走馬移動の中継地点として、移動に伴う体調管理等のケアを行っています。

2016年に海外遠征時のための輸出検疫厩舎を開設。特に検疫基準の厳しいオーストラリア遠征にも対応できる国内民間唯一の施設です。

ノーザンファーム生産馬や権利を持っている馬が使える外厩です。

ノーザンファームしがらき

所在地/滋賀県甲賀市信楽町神山6-1

厩舎数/13厩舎(370馬房)

公式サイト https://www.northernfarm.jp/facilities/shigaraki/

現在の日本競馬を席巻しているノーザンファームの関西の施設です。

ポリトラックを使用した坂路コースや周回コースなどの施設を活用しながら、主に関西所属馬を中心に入厩前の調整、リフレッシュ等を行っています。

角居厩舎や東の堀厩舎も使用してます。

山元トレセン・グリーンウッド

所在地/滋賀県甲賀市甲南町稗谷1970

厩舎数/全200馬房

公式サイト http://www.greenwood-training.jp/index.html

栗東トレセンから車で約30分、約28ヘクタールの敷地に1周1000mの周回コースと600mの屋根付坂路を備えるトレーニングセンター。

社台ファームの施設です。社台ファーム生産馬や権利を持っている馬が使える外厩です

吉澤ステーブルWEST

所在地/滋賀県甲賀市信楽町小川出418

厩舎数/11棟(221頭)

公式サイト https://www.yoshizawa-stable.com/stables/#section03

栗東トレセンから30分の場所に坂路、トラックコースを構える。

栗東近郊の非社台系の外厩施設。ゴールドシップで有名になりました。

宇治田原優駿ステーブル

所在地/京都府綴喜郡宇治田原町大字郷之口小字豊前丈101

厩舎数/200馬房

公式サイト http://www.yushun-stable.com/

坂路、ダート、ウッドチップの周回コースがある栗東近郊の非社台系の外厩施設。

awajiトレーニングセンター

所在地/兵庫県南あわじ市灘仁頃63番地

厩舎数/162馬房

公式サイト http://www.moricho.co.jp/others/training_center.html

温暖な気候及び太平洋からの風を活かして、馬のストレスを解消し、年間を通して坂路とプール調教を継続して行っています。

栗東近郊の非社台系の外厩施設です。

ミホ分場

所在地/茨城県稲敷郡美浦村大字受領1749-2

公式サイト https://ameblo.jp/mihobunjyo/

美浦トレーニングセンターから車で約10分。トレセンの前線基地として主に精神面のリフレッシュや心身のケアを目的としており、1周600mの馬場と5基のウォーキングマシンで調教を行っています。

規模が小さく預託馬数も少ないですが、かなり高い確率で好走しているのが特徴。

美浦近郊の外厩で藤沢厩舎がよく使っています。

ビッグレットファーム鉾田トレーニングセンター

所在地/茨城県鉾田市安塚

厩舎数/81馬房

公式サイト https://www.bigredfarm.jp/blank-9

トレッドミル(2基)​屋根付き坂路コース(600m)

美浦近郊の外厩でマイネル軍団、ラフィアンがよく使います。

松風馬事センター

所在地/茨城県稲敷郡美浦村受領1749

公式サイト https://matsukaze-horse.com/

後期育成とそれ以降の放牧調整をメインにトレセンへの未入厩の新馬のゲート練習や、デビューへ向けての体力作り育成を行っています。

美浦近郊の外厩で牧厩舎がよく使います。

ミッドウェイファーム

所在地/茨城県行方市蔵川603−44

厩舎数/90馬房

公式サイト https://midway-farm.com/

美浦近郊の外厩でゴドルフィンの馬がよく使います。

KSトレーニングセンター

所在地/茨城県牛久市奥原町3496-7

厩舎数/厩舎8棟

ダートコース馬場3面、坂路コース、放牧場14面、トレーニング角馬場2面を備えています。

美浦近郊の外厩で菊沢厩舎がよく活用します。

阿見トレーニングセンター

所在地/茨城県稲敷郡阿見町福田

厩舎数/40馬房

公式サイト https://gf-htp.jp/introduction/

美浦近郊の外厩で坂路コースがないことからダート馬がよく活用しています。

吉澤ステーブルEAST

所在地/茨城県稲敷郡阿見町大形103-3

厩舎数/2棟(88頭)

公式サイト https://www.yoshizawa-stable.com/stables/#section02

美浦近郊の外厩で吉澤ステーブルWESTの関東版。

北海道本場と滋賀県分場(WEST)の中継地として、長距離輸送による馬体への負担を軽減する役割も担っている。

ケイアイファーム千葉

所在地/千葉県成田市

公式サイト https://lord-to.co.jp/ki-farm/

栗東近郊の外厩

大山ヒルズ

所在地/鳥取県西伯郡伯耆町真野693−1

厩舎数/156馬房

公式サイト https://www.northhills.co.jp/company/

栗東近郊の外厩でノースヒルズグループの馬が利用します。

アカデミー牧場

所在地/滋賀県東近江市外町888-1

栗東近郊の外厩でダート馬がよく使ったりします。

信楽牧場

https://kyoto-tc.jp/blog/coat/shigaraki/

栗東近郊の外厩で馬主の中内田氏がよく使います。

グリーンファーム甲南

所在地/滋賀県甲賀市甲南町新治336番地1

公式サイト http://greenfarm.racehorse.jp/farm/index.html

甲南インターより1分、栗東トレーニングセンターから20分の栗東近郊の外厩です。

プロが教える「外厩情報の取得方法」まとめ

今回は予想ファクターとして重要度が上がっている「外厩」について解説してきました。

近年の、特にG1などの重賞レースで的中して友人にドヤリたいなら、外厩情報を予想に組み込む事は必須です。

ぶちゃけ「ノーザンファーム×ルメール」を買っておけば、重賞の8~9割は取れるのではないかというレベルですからね。

・とにかくG1などの話題のエースで的中実績が欲しい方

・資金力があって、大きな金額をかけられる方

こんな方は今回紹介した2つの媒体の、しかも外厩情報だけを見るだけで馬券は当たります。

予想に時間をかけて人生の貴重な時間を消耗することもないので、予想競馬としてはオススメの手法ですし、確実に的中率と回収率も上がりますよ。

競馬が当たらないスランプに落ちているときは、外厩情報を利用した予想も試してみるといいかもしれませんね。

↓今回紹介した超有益情報はJRDB 競馬アラカルトで無料で入手できます。

 

的中できることと競馬で稼ぐことは別です

とはいえ、個人的には外厩情報を知ったからといって競馬で稼げるとは思いません。

なぜなら、その情報で的中した馬は「本命サイド」のことが多いからです。

本命サイドの馬券で稼ぐ事ができるのは、資金力が大きい人だけです。

資金があるなら、別に競馬で稼ぐ必要はないわけでして、年利5%のインデックス投資をしていたほうがよっぽど確実にお金が増えますよね。

有名なレースで本命サイドを的中したいのって、単にドヤリたいだけなのではないでしょうか?

貧乏人が競馬で稼ぐために必要なことは、期待値の積み上げです。

しかも予想しているうちは、少ない労力でコンスタントに高額配当を取ることもできないですよ。

このサイトでは、競馬で稼ぎつつ競馬予想で人生をムダに消耗しない馬券術を公開していますので、本質に気がついていただけると嬉しいです。

競馬の研究に時間を費やした過去のわたしは、マジにつまらない人生を過ごしていました。

競馬で人生を使い切るのはもったいないですよ~

パチンコや競馬収入だけでは幸せになれない

パチンコがいくらうまくても、競馬でいくら稼いだとしても、世間から見ればニートです。

カラダを壊したらおしまいだし「世の中に何も貢献していない」という想いを背負って生き続けるのもつらいですよ。

だから、わたしはパチンコや競馬で稼いだお金の一部を投資に回すことをオススメしています。

勝負師としての感覚は投資の世界で超有利です。

世間はサラリーマン脳であふれているから、少しお金の勉強をすれば、投資の勝負でも軽く数千万の資産を築けますよ。

なにより「投資家」という肩書きであれば、職業欄に「無職」と書かなくて済みますし、税金を払って生活しているから、世間からも許されるでしょう。

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